活動レポート

わたしの人生の10冊(5月23日)~2回目は記憶を呼び起こしリストをブラッシュアップ

パルシステム東京は、子育て個育てワークショップの企画として、2025年5月23日(金)に東京都生協連会館で、3回連講座「わたしの人生の10冊 第2回」を開催し7名参加しました。

今回、企画・運営を行ったファシリテーターが報告します。

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◆ペアワーク お互いにインタビュー

2回目はおしゃべりしながら自分のリストを見直す一日でした。

参加者の皆さんには、リストの中から1冊だけ本を持ってきてもらいました。

最初は二人でペアになって、自分の持って来た本について話したり、相手の本やリストについて質問したりしました。

しばらく話したら交代です。

相手のリストにマンガがあるのを見て昔の記憶がよみがえった人、全然知らなかった本に出会った人もいたようです。

最初は少しぎこちない雰囲気もありましたが、あっという間に話がはずんで皆さん楽しそうでした。

近くを通る宅配便の台車の音にも気づかないくらいでした。

今日は自分のリストを見せたくない人は見せなくても大丈夫というルールも確認しました。

その前提で休憩時間にリストをテーブルの上に置いて、お互いのリストを見ました。

◆何でも聞けました

次は2つのグループに分かれて対話の時間です。

最初に持って来た本についてのエピソードを話してもらい、質問や感じたことを話します。

時間が来たら次の方へ。そして全員が順番に話しました。

子どもの頃のエピソードを話してくれた方もいました。

皆さんが持って来た本は、大好きな本、誰も知らないような本、自分の処方箋のような本と様々で、まさに自分の人生の1冊。中には「なぜその本を選んだのですか」と聞きたくなる本もありました。

皆さん2回目なので「遠慮なく何でも聞けた」ようです。

ファシリテーターからは、今のリストにないけど追加したい本はありますか?

誰にも教えたくない本、こっそり読んでいる本はありますか?

読み返したら記憶と違った本がありましたか?と色んな問いかけをして、たくさんの本を思い出してもらいました。

◆本を通してお互いを認め合えた

最後は今日の振り返りです。

「本と自分ってつながっているなー」「本を通してお互いを認め合えた」などいろんな気づきがあったようです。

1回目の感想で「こんなに話すとは思わなかった」という感想がありました。

その通り話す時間の多いワークショップです。

しかし人と話すことで自分の考えが整理されることもあります。

そんな場になったでしょうか。

最後に「他の人に見せるためのリストではなく、自分のためのリストを作ってください」とお伝えして会を終わりました。

次回は最終回。どんな自分の人生の10冊のリストができるのか楽しみです。

◆受講者の声から(一部抜粋)

・本について聞いてもらう中から自分について考えることが多く、本と自分ってつながっているなーと思いました。話を聞きながら、この本読んだなと思い出すことも多く楽しかったです。

 

・本を通してお互いを認め合えた。人の好みはさまざまで同じ好みの人はいない。その中でどう価値を共有し合うか次回勉強したい。

 

・新たな発見と良い刺激を沢山いただきました。もっと本を読んでいきたいです。好きな本の話を聞いてもらえる機会はとてもありがたいです。

 

・他の方の選んだ本との出会いをうかがって、私自身も同じ体験を共有できたように感じました。

 

・今回選んでみて、何をもとにして選ぶのか難しかった。次回のリストはサブタイトルをつけるとのことなので、選び方を少し考えてみようと思った。

 

●第3回開催は、コチラ(URL)をクリックしてください

  ➡https://www.palsystem-tokyo.coop/report/180646/

ファシリテーター : イワゲン りょう