活動レポート

わたしの人生の10冊(6月6日)~3回目はブックリスト完成&披露

パルシステム東京は、子育て個育てワークショップの企画として、2025年6月6日(金)に東京都生協連会館で、3回連講座「わたしの人生の10冊 第3回」を開催し5名参加しました。

今回、企画・運営を行ったファシリテーターが報告します。

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◆最終リストと「今の気持ち」の共有

3回目は、最終的なリストを持参しての集まりとなりました。

それぞれのペースで、思い思いにリストをまとめてこられたことと思います。

そうしてたどり着いた「今の気持ち」を、まずはお一人ずつお話しいただきました。

その後はペアになり、お互いのリストを5分ずつ紹介し合いながら、自分の作ったリスト全体を改めて俯瞰してみました。

そして、「私の人生の10冊」にサブタイトルをつけてみる、という作業へ。

サブタイトルが決まった方から休憩に入り、テーブルの上には出来上がったリストが並びました。

事務局から提供されたお菓子をいただきながら、仕上がった全員のリストをゆっくり眺める時間となりました。

◆リストの発表会

休憩後はいよいよリストの発表会です。

サークルになって座り、一人ひとりがリストのサブタイトルを発表し、「なぜそのタイトルにしたのか」を語っていただきました。

感謝の気持ちと共にリストアップされた方、生きることそのものをテーマに据えた方、現時点の興味を確認された方、また年代ごとの特徴を拾い上げた方――それぞれの視点で選ばれた本と、自分自身との関わりが、穏やかに、けれど確かな熱をもって語られました。

◆「人生の10冊」が映し出すもの

「ここはもう少し詳しく聞きたい!」と思う場面が、本当にたくさんありました。

語りきれなかった思いや、聞き手の胸に残る余白の数々は、リストを作ったその人の人生の景色を垣間見るようでもありました。

「10冊のリスト」は、単なるおすすめ本の紹介ではなく、一人ひとりの人生を映し出す鏡のようなもの。

それを共有し合うことで言葉にならない充足感が生まれ、会は穏やかに幕を閉じました。

◆受講者の声から(一部抜粋)

・3回目は用事があり、途中からの参加となりましたが、途中からでも参加したい!と思えるすてきなワークショップでした。

本を通して出会った皆さん、かけがえのないひとときをありがとうございました。

10冊の本を選ぶことで自分について改めて気づきを得ることができました。

もっと色々な本を読んでみたいな!と思えました。

・初回のワークを行ったときが相当前のできごとの様に感じられ、内面に潜っていく作業にかかることで時間の感覚が変化したり、情報の渦に流れが出ている日常を振り返る機会「人生の10冊」を考える中で、自分の源流になっている体験を思い起こすことができた。

忘れがちであるけれど大切にしたい感覚に触れることが出来、元気の源をいただいた気がします。

・「本のリストを作る」ということを通じて、皆さんと色々お話できて楽しかったです。

何よりも、リストを作るにあたり、もっと本を読みたい…!と改めて思いました。

リスト作りのワークショップでもっと色んなものに応用できそうだと思いました。

映画とか、本でもジャンルを分けたりとか。またの機会に都合が合えば、他のワークショップにも参加してみたいです。

ファシリテーター : イワゲン りょう