活動レポート
2025年度ピースアクションinオキナワ 第43回沖縄戦跡・基地めぐり
2026.3.31
パルシステム東京では、毎年、沖縄の戦跡や基地をめぐる平和スタディツアー「沖縄戦跡・基地めぐり」(日本生活協同組合連合会、沖縄県生活協同組合連合会共催)に参加しています。
2026年3月25日~3月27日の3日間、12名(組合員とその家族・10名、職員2名)が参加しました。
今年のテーマは、戦後80年を超えて 沖縄から問いかける「平和とは何か」~沖縄戦の真実の継承~です。
全国から集まった生協組合員、役職員約200名とともに全体会に出席しました。
| プログラム | 内容 |
| 開会挨拶 | コープおきなわ 渡久地副理事長、日本生協連 嶋田副会長による挨拶 |
| 参加者交流 | 参加者同士で自己紹介や事前学習の共有を通じた自由交流 |
| 劇鑑賞 | 那覇青少年舞台プログラム:小中高生による演技・ダンス・演奏を鑑賞 |
| 戦争経験を聞く | 語り手:玉木 利枝子 氏:10歳で沖縄戦を体験した実体験を聴講 |
| 分散会 | 【大人中心コース】前泊博盛教授による軍事経済論・日米地位協定等の講演 |
| 【親子中心コース】会沢芽美氏による一人芝居と感想交流 | |
| 夕食懇親会 | 琉球舞踊やカチャーシーを通じた交流 |
■ 戦争体験講話:玉木 利枝子 氏(92歳)
国民学校1年生の時に医師であった父とともに留まった地上戦の最中、爆風から目を守るために指で顔を押さえる凄惨な訓練の記憶や、避難民で溢れかえり入ることのできない壕(ガマ)を彷徨いながら家族や友人が命を落とす光景を目撃した実体験を振り返りつつ、「命をつないでいけば何でもできる」という強い信念のもと、戦争の惨さを語り継ぐことで平和の尊さを次世代へ訴えられました。
詳しくは、こちらから↓
参加者交流
玉木利枝子さんによる戦争実体験
【大人中心コース】前泊博盛教授による講演
【親子中心コース】会沢芽美氏による一人芝居と感想交流
2日~3日目は、コース別フィールドワークとして、バス6台に分乗し、沖縄平和ネットワークのガイドの案内で、沖縄中部、南部の戦跡や沖縄県北部を取り巻く基地問題の現状を視察しました。
パルシステム東京は、大人中心コース・親子中心コースにそれぞれ分かれて参加しました。
| 大人中心コース |
26日:嘉数高台公園(かかずたかだいこうえん)→糸数豪(いとかずごう)→平和祈念公園→韓国人慰霊塔・平和祈念資料館→平和の礎→魂魄の塔 27日:辺野古・瀬嵩の浜(へのこ・せだけのはま)→わんさか大浦パーク |
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親子中心コース |
26日:首里城→平和創造の森公園→ひめゆり平和祈念資料館→魂魄の塔・献花→山城(やまぐすく)本部壕 27日:対馬丸記念館→嘉数高台公園(かかずたかだいこうえん) |
平和祈念公園
平和ガイド山内さんのお話しに耳を傾ける参加者(魂魄の塔)
辺野古新基地建設現場が見える瀬嵩の浜
魂魄(こんぱく)の塔・献花
大人中心コース参加組合員
糸数壕(アブチラガマ)
大人中心コースでは沖縄戦の遺構から現在の基地問題まで幅広く巡りました。現地ガイドからは、地上戦に巻き込まれた市民の苦しみや、戦後どのように基地が作られていったのか、また地域ごとに異なる被害の実態が語られました。糸数壕(アブチラガマ)では暗闇の中、当時の人々が置かれた過酷な状況を肌で感じ、「生々しく学ぶことができた」との声が寄せられました。また、辺野古での視察を通じて、本土に伝わりきっていない沖縄の現状を学び、関心を持ち続ける重要性を再認識しました。
山城(やまぐすく)本部壕
平和ガイド宇根さんのお話しに耳を傾ける参加者(首里城)
「小桜の塔」対馬丸の犠牲者を祀る慰霊碑
魂魄(こんぱく)の塔・献花
親子中心コース参加組合員
嘉数高台公園
親子中心コースでは次世代を担う子どもたちとともに、沖縄戦の記憶を辿りました。現地ガイドからは、激しい地上戦に巻き込まれた市民の状況や、戦後どのように基地が作られていったのか、地域ごとに異なる被害の実態が語られました。ひめゆり平和祈念資料館や対馬丸記念館では、自分たちと同年代の若者や子どもたちが犠牲になった悲劇を学び、「平和とは何か」を深く考える機会となりました。また、嘉数高台公園から普天間基地を視察し、住宅街に隣接する基地の現状を目の当たりにしました。
パルシステム東京では、沖縄戦の実相と現在の沖縄が抱える基地問題を学び平和について考える機会として、これからも、沖縄の戦跡・基地をめぐる活動に取り組んで行きます。
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生活協同組合パルシステム東京 政策・環境推進部
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