活動レポート

竹林保全とミニ門松づくり㏌いなぎめぐみの里山

パルシステム東京では2020年12月5日(土)、コロナ禍で中止になっていたいなぎめぐみの里山での竹林保全企画を開催しました。認定NPO法人JUON NETWORKの指導により、通常は10時~15時30分で実施しているところ、感染対策のため2時間のプログラムで実施しました。

雨天のなか、集合時の検温と体調チェックで始まり、作業時にも家族ごとに距離をとりながら竹林へ移動し、講師から竹の特性や伐採方法の説明を受けました。

今回の参加者は小学校低学年のお子様が多かったため、伐採はデモンストレーションのみとしました。

通常は定期的に伐採することで光が差し込むのですが、今年の竹林は、あまり人の手を入れられず、密集して暗くなっています。このような課題も共有しながら、あらかじめ講師によって伐採しておいた竹材を全員で運び出し、ミニ門松づくりの工作体験に時間をかけて無事完成へ。作業中も適宜消毒を行ない、時短でも充分楽しんでいただけた様子でした。

肌寒い天候でしたが、冬の里山で竹林保全の意義や自然の材料に触れ、都会の生活では味わえない体験企画となりました。子どもたちも試行錯誤しながら、時間内に全員がミニ門松本体を作り上げました。時短のため飾り付けの時間が少なくなってしまいましたが、お正月までまだ時間があるので、続きはご自宅で完成させていただければと思います。