活動レポート

【食育リーダーの食育講座】冬の養生ごはん~福は内から~

2025.2.20

(右から)食育リーダーの関口さん、秋葉さん、樋口さん

(右から)食育リーダーの関口さん、秋葉さん、樋口さん

1月24日(金)、パルシステム東京の組合員講師「食育リーダー」(右から秋葉さん、樋口さん、関口さん)による食育講座『冬の養生ごはん~福はうちから~』を開催しました。(参加者14名)

薬膳とは何?という身近なところから、簡単に置き換えができる食材を紹介するなど、薬膳初心者向けの講座を行った後、①ミニ恵方巻(薬膳風)②産直もずくのスープ③福豆デザートの3品を作りました。

薬膳ミニ講座

まずは、ミニ講座から。

薬膳とは、不調を治すためのごはんではなく、不調にならないよう未病を防ぐ「健康ごはん」です。

特別な食材を使わず、身近な食材をちょい足し・置き換えするところから始められる「おうち薬膳ごはん」から取り入れることがおすすめです。

例えば、おみそ汁にレモン汁一滴を足ししたり、ジュースを緑茶に置き換えたり。

「薬膳は難しそうなイメージでなかなか始められない」という方でも、無理なく続けることが大切です。と話す講師の樋口さん。

調理実習

講座の後は、薬膳の考え方を取り入れた「養生ごはん」をみんなで調理!

まずは恵方巻から作りました。七福神にちなんで、うなぎ・くるみ・長いも・エビ・ごぼうサラダ・大葉の7種類の具材を使用しました。さらに古代米を使用したことで、ごはんがほんのり紫色になった可愛い恵方巻の完成です。

汁物は、産直もずくのスープです。パルシステムのPB商品「産直もずくのスープ」はそのまま食べても美味しいですが、生姜・いわしのつみれ・陳皮(柚子でもOK)を入れて、節分の椀を作りました。

最後に、福豆デザートです。金柑とりんごのコンポートにクコの実や黒豆などを入れ、美味しい薬膳デザートが出来上がりました。

参加した皆さまからの感想

参加者の皆さまから、「パルシステムで購入している食材を利用して、自分でも取り組めることが学べました」「簡単でしかも美味しく、身体に優しい労りメニューで参加して良かったです」「早速、我が家流薬膳料理を始めたいと思います」などの感想をいただきました。

 

食育リーダーとは

食育リーダーは皆さんと同じ組合員です。食育養成講座を受講し、パルシステム東京独自の資格を取得し、講師を勤めています。現在、食育リーダーは11名で活動しています。皆さんからのご要望にお応えして、組合員向けに食育出前講座を行っているほか、教育機関や地域のイベントなどでも活動しています。組合員の学び合い、伝え合う活動を楽しく行っています。