活動レポート
3R学習会「三富今昔村へ行こう!みんなでリサイクルツアー」を開催しました。
2026.4.23
かつて日本は世界有数の循環型社会でした。しかし現代では大量生産・大量消費が当たり前と化し、不法投棄が繰り返され里山がごみであふれかえるようになりました。今回訪れた三富今昔村は、リサイクル工場見学や多様な植物・生き物とのふれあい体験、自社農園を活かした食農育体験、里山の暮らしを体験できるプログラムなど自然の中でさまざまな体験ができる場所です。また、埼玉県で唯一「体験の機会の場※1」の認定を受けたフィールドとなっています。かつてはこの場所も不法投棄が繰り返されていましたが、ごみ拾いから始まった活動の継続により生物多様性の高い里山に再生し、現在その場所を一般開放しているとのことでした。この場所には「つぎの暮らし」の在り方をともに考えながら人々が行動を起こすきっかけになる場所でありたいという思いが込められているそうです。今回の学習会では資源再生工場を見学し、ごみの選別体験を通して、ごみの行方や私たちにできること、そしてパルシステム東京の3Rの取り組みについて親子で一緒に考え学びました。
※1…自然体験活動等、環境保全の意欲増進に係る体験をする場を都道府県知事が認定する制度。
オリエンテーション「身近なごみについて考えてみよう」
オリエンテーションではまず身近なごみについて考えました。普段生活している中でどんなごみが出ているのか。親子で話し合いながら、ちり紙やペットボトル、電池などのごみを挙げていました。その後、ごみがどれくらい出ているのか。ごみはどこへ行くのかなど、今回の学習会で学ぶ内容をみんなで確認し、案内人である高継エミリーさんの案内のもと工場見学へと出発しました。
「私たちが1日に出すごみの重さはどれくらいでしょうか?」
案内人高継さんのクイズに真剣に考える子どもたち。
3択クイズでそれぞれが考えた回答で手を挙げます。
「正解は、およそ1㎏。みんなが持ってるランドセルの空の状態くらいだね。」
答えを知って、ごみが毎日どれだけ溜まっていくのかを学びました。
いよいよ資源再生工場の中へ!
工場内を見て回って…
仕分け場では多くの建設廃棄物が運び込まれ、重機によって資源を仕分ける作業が行われていました。
「この工場では古くなったみんなのおうちを解体してそこから出たごみを集めています。」
「みんな下を見て!何か見つけられた人はいるかな?」
「ドアみたいなものがある!」「ものを入れるかごがあったよ。」
混ぜれば「ごみ」、分ければ「資源」。
ここではどんなごみでも再資源化を目指しています。
だからこそ何回にも分けて細かく仕分けを行っていると高継さんは解説していました。
親子でごみの選別体験
工場見学後半には、ミニゲーム感覚でごみの選別体験をしました。
ごみは全部で5種類。
紙、プラスチック、木材、金属、がれき、それぞれ名称の書かれたバケツにごみを分けていきます。
「これは何のごみだろう?」「プラスチックっぽいけど…」
子どもたちのつぶやきが次々と聞こえてきました。
最後はみんなで答え合わせタイム。
案内人の高継さんが丁寧に解説してくれました。
「今はロボットも使って仕分け作業を行っていますが、ロボットは木くずとそれ以外に分けるのが限界です。」
「細かく分けるためには人の目で見て、人の手で仕分ける必要があります。」
どんなごみでも再資源化を目指し、限りある資源を有効活用する。
資源の循環の大切さや難しさを改めて感じさせられました。
質疑応答後には、パルシステム東京の3Rの取り組みについて学びました。
私たちの生活には必ず「資源」とそれを加工した「製品」があります。モノの消費が増え、使い捨てが多くなった現代では捨てられたものの多くが廃棄物として処理され、再利用されるものはほんのわずかとされています。この現状が続いた場合、環境省のデータ(2022年度末時点)によるとおよそ23.4年後には日本のごみの最終処分場は満杯になり、日本中がごみで溢れかえってしまうと言われています。だからこそ今、私たちはごみをごみで終わらせない社会を目指す必要があります。
石坂産業の取り組みは、そんな循環型経済の最前線にあります。ごみの100%再資源化を目指し、ものづくりの段階から”ごみにしない”ことを視野に入れた考え方は、パルシステムのリユースビンや卵パック、お料理セットのトレーなどにも当てはまります。組合員から回収した容器包装の資源を再利用することで、資源の循環と廃棄物削減を目指すこの取り組みは現在も組合員の協力のもと続いています。
1人でも多くの方にこの取り組みに参加していただくために、パルシステム東京はこれからもリユース・リサイクルの取り組みについて発信してまいります。
リユース・リサイクル品の
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■ 今回の3R学習会訪問場所「 三富今昔村」
「三富今昔村」の詳細はコチラから

■ 企画協力「 石坂産業株式会社」
「石坂産業株式会社」の詳細はコチラから

パルシステム東京は「循環型社会」の実現に向けて取り組んでいます。
3R 、ペーパーレス化、容器包装と物流資材のプラスチック削減に注力し、環境負荷を可能な限り減らします。
パルシステム東京環境方針はこちら⇩
https://www.palsystem-tokyo.coop/activity/inagi-meguminosatoyama





