活動レポート

PLA企画「夏休み!親子実験教室!~飲んで、見て学ぼう!~」

2025.9.9

7月26日(土)、PLA(パルシステム・ライフアシスタント)講師、飯山さん、山内さんによる、夏休み企画の「親子実験教室」を開催しました。(参加者25組)

 

食品や商品に含まれる「添加物」について、2つの実験を通して楽しく学びました

実験①食品添加物の「発色剤(亜硝酸塩)」の有無を調べよう!

パルシステムの「おやつソーセージ」と市販の「魚肉ソーセージ」を使って、発色剤(亜硝酸塩)の有無を調べる実験です!

まず、それぞれのソーセージを潰し、水を垂らして10秒数えます。10秒経過したら、垂らした水に「亜硝酸塩テスター」という試験紙をつけます。すると、市販の魚肉ソーセージはテスターが赤く反応しました!

これは、発色剤(亜硝酸塩)が使われている証拠。

一方、パルシステムのおやつソーセージは、色が変わりませんでした。

発色剤は何のために使うのか

「発色剤(亜硝酸塩)」は、加熱による変色を防ぎ、見た目をよくするために使用する添加物です。

また、菌の発生を抑える効果も。本来の色よりも美味しそうに見せ、長持ちさせるために、ソーセージやハム、いくらやすじこなどによく使われています。

しかし、新鮮なお肉や魚を使っていれば、わざわざ色をつけて、おいしそうに見せる必要はないですよね。

なので、パルシステムの「おやつソーセージ」は発色剤を使用せず、原料の自然な色合いを生かした商品づくりをしています。

 

スーパーへ行った際には、商品の成分表に「発色剤(亜硝酸塩)」の表示有無を確認してみてください♪

実験②歯みがき後はジュースの味が変わる!?

みかんジュースの味をしっかり覚えたら、歯みがきの実験スタート!

パルシステムの「me・gu・ruはみがき粉」と「市販の歯みがき粉」で歯みがきをした後で、みかんジュースの味がどう変化するのか、体感してもらいました。

どんな違いがあったかな?

「me・gu・ru歯みがき粉で歯みがきした後に飲んだオレンジジュースは、同じ味でおいしい!」と笑顔で話す子どもたちがたくさんいました。

一方、「市販の歯みがき粉で歯みがきをした後に飲んだオレンジジュースは苦い、まずい、すっぱい!」と答える子どもたちがほとんどでした。

「発泡剤」は何のために使うのか

発泡剤のラウリル硫酸ナトリウムは、泡立ちを良くし、口の中をさっぱりさせるために入れている添加物です。苦味を感じた原因も、歯みがき粉に含まれる「ラウリル硫酸ナトリウム」が舌の味蕾(※)を麻痺させてしまったから。口の中がさっぱりしたとしても、舌が麻痺してしまうような成分はできれば入れてほしくないですね。

※味蕾(みらい)とは、甘い、うまい、苦い、しょっぱい、酸っぱいといった味を感じ取るセンサー。

豊かな味覚を育むために

「必要ない!」と思った添加物は使わない

ソーセージと歯みがき粉の実験を通して、添加物の話をしました。

パルシステムでは、「本来の味」がわかる豊かな味覚を育て、健康な暮らしを続けるために、素材の持つ自然の旨味、味わいをできるだけ引き出した商品づくりを目指しています。

参加者からは、「なるべく食品添加物が入っていない商品を選びたいと思った!」「みかんジュースの味が変わってびっくりした!」などの感想をいただきました。

PLA(パルシステム・ライフアシスタント)とは

パルシステム商品の物語(成り立ち)や特徴、生産者の取り組みや想いについて、多くの組合員に”組合員の視点”で伝える活動をする組合員講師です。パルシステム連合会主催の養成講座を1年間受講し、PLA資格を取得した組合員です。