活動レポート
お隣の国、韓国を知ろう!~韓国平和スタディツアー~③
2016.11.13
パルシステム東京は11月11日(金)~13日(日)に「お隣の国、韓国を知ろう!~韓国平和スタディツアー~(韓国ソウル市高陽市他)」を開催しました。
参加者は組合員10名、役職員4名でした。
15年以上続くパルシステム東京と韓国高陽坡州(コヤンパジュ)ドゥレ生協との交流企画です。
スタディツアーとしては、2014年度に続き2回目です。
交流の中心テーマは、「平和」。韓国の歴史や文化を学び、市民交流を通じて両国の友好を深めること。高陽坡州ドゥレ生協店舗や、平和図書館、ソンミサンマウル(市民まちづくりコミュニティ)、DMZ(非武装地帯)の見学や、組合員交流を行いました。
3日目(11/13):DMZ(非武装地帯)視察、高陽坡州ドゥレ生産者(ごぼう茶)交流&塩づくり
DMZ(非武装地帯)北朝鮮との国境、非武装地帯をめぐるツアーに参加しました。
先着順のため時間を変更して朝早くホテルを出ることにし、10時からの見学コースに間に合いました。
トンネル内の撮影は一切禁止だったのが残念でしたが、北朝鮮をもっとも近くから見ることができる展望台からは、川が流れ緑豊かな景色が広がっていました。
北朝鮮側からは音楽が流れてきます。前夜の雨の影響で霞がかかっており市街地や金日成の銅像などは見えませんでした。
第3トンネルは、緊張感が漂う細長いトンネルでしたが、天井が低いところがあり、背が高い人は中腰での姿勢は大変だったようです。
非武装地帯まわりの施設が遊園地、コンサート会場、風の広場と憩いの場となり観光地化している複雑な状況がみえました。
昼食後、金浦空港に向かう途中、ゴボウ茶の生産者でもある高陽坡州ドゥレ生協の組合員の工場を訪問しました。 初日ソンムルにて振る舞われた「ごぼう茶」を、私たちがとても気に入り購入した様子を見て、急遽、この日の朝、高陽坡州ドゥレの蘇理事長が連絡を取ってくれました。日曜の休日、突然の訪問にもかかわらず、ご家族そろっての歓迎に感激しました。 ここでは、天然塩とゴボウの葉の粉の塩作り体験もしました。3グループに分かれホットプレートで塩を炒りました。最初は塩が重くて力がいるので、混ぜるのが大変でしたが、コツを教わりながらだんだん上手にできるようになりました。
最後金浦空港でのお別れ。3日間、高陽坡州ドゥレ生協の方々は同行してくれ、大変お世話になりました。「来年日本でお会いしましょう!」との言葉で締めくくり再会を約束しました。平和をテーマにした2016年度韓国平和スタディツアーは終了しました。今後も高陽坡州ドゥレ生協との市民交流を続けていきます。