活動レポート

【開催報告】ぶどう収穫と脱炭素の取り組みを体感!御坂うまいもの会 産地交流会(8月・9月)

2026.10.7

ぶどう収穫と脱炭素の取り組みを体感!御坂うまいもの会

山梨県の「御坂うまいもの会」を訪問し、環境に配慮した果物づくりと収穫体験を楽しむ産地交流会を8月と9月に開催しました。 豊かな自然の中で美味しい果物を味わうだけでなく、気候変動に向き合う生産者の努力やご苦労を直接学ぶ、実り多き2日間となりました。

産地看板

【8月交流会】「推し産地を見つけよう!ぶどうを学んで収穫体験!」

8月の交流会では、八王子駅からバスで出発し、桃やぶどうの産地である「御坂うまいもの会」へ向かいました。
当日は、農地のCO2削減を目指す「4パーミル・イニシアチブ」の取り組みとして、無煙炭化機を使った剪定枝の炭化実演を見学。炭化した枝を土壌に還元する環境配慮型の農業について学びました。午後からは「巨峰」の収穫体験を実施。参加者は生産者へ質問しながら旬の巨峰を収穫し、昼食時には甘い桃の試食も楽しみました。

収穫の様子

【9月交流会】「シャインマスカットの美味しい秘訣を知る。産地で学んで収穫体験!」

9月は、大人気のシャインマスカットの収穫と多品種のぶどう食べ比べを中心とした企画を開催しました。
4パーミル・イニシアチブの実演や産地紹介に加え、産地の「いま」をリアルに知る時間となりました。開催当時期は長雨の影響によるシャインマスカットの「身割れ(玉割れ)」が酷く、丹精込めて育てた果実が規格外となってしまう現状について生産者から切実な悩みが共有されました。参加した組合員からは、自然相手の苦労に共感するとともに、「身割れした果実も美味しく消費できる仕組みを作って応援したい」という温かい声が寄せられました。

収穫体験の様子

脱炭素社会を目指す「4パーミル・イニシアチブ」とは?

御坂うまいもの会では、地球温暖化対策の一環として、果樹の剪定枝(せんていし)を燃やして炭を作り、それを農地の土に混ぜ込むことで炭素を土壌に閉じ込める「4パーミル・イニシアチブ」を推進しています。美味しい果物を提供するだけでなく、将来の環境を見据えたサステナブルな農業の実践に、参加者からも「時代の先取りで応援したい」「環境問題への取り組みが勉強になった」と大きな反響がありました。
※4パーミル・イニシアチブとは、世界の土壌表層の炭素量を年間0.4%(4パーミル)ずつ増やすことで、人間の活動による二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロに相殺することを目指す国際的な取り組みです。

無煙炭化機で実際に燃やしました。

食べて農業に参加しよう!

果物づくりにかける熱い情熱と、環境を守る先進的な取り組みを行っている「御坂うまいもの会」。私たちが普段食べる果物の背景には、こうした生産者のみなさんの努力と自然への想いがあります。
美味しく食べて「推し産地」として、ぜひ御坂の桃やぶどうをこれからも応援していきましょう!

集合写真