活動レポート

夏休みこどもボランティア 親子で絵本を作ってアジアに届けよう

2019年8月20日(火)、「夏休み子どもボランティア 親子で絵本をつくってアジアに届けよう」を開催。難民、貧困など厳しい状況にあるアジアの子どもたちに絵本を送るボランティアに親子10組24人が参加しました。

アジアの子どもたちの暮らし

講師にお迎えしたのは、「シャンティ国際ボランティア会」(以下、シャンティ)の鈴木晶子さん。シャンティは、2018年度「パルシステム東京 平和カンパ」贈呈団体の1つで、アジアの子どもたちへの教育支援や緊急救援を行う海外協力NGOです。
シャンティでは、「絵本を届ける運動」という取り組みを続け、これまで31万冊以上の絵本をアジア各国の子どもたちに届けてきました。
まず、絵本を送るアジアの子どもたちの様子についてクイズを交えて学び、普段はなかなか意識することが難しい世界の現状について、みんなで考えました。

講師の鈴木晶子さんからのクイズ出題:世界ではどのくらいの子どもが小学校に通えていないのでしょうか? 答え:11人に1人です。

講師の鈴木晶子さんからのクイズ出題:世界ではどのくらいの子どもが小学校に通えていないのでしょうか? 答え:11人に1人です。

カレン語(現地の言葉)で絵本を作ろう

  カレン語(ミヤンマー(ビルマ)とタイに居住するカレン族の言語)に翻訳されたシールを絵本に貼る作業をしていきます。
遠いアジアの子どもたちが読む絵本だと思うと、シールを切って、絵本に貼る作業も真剣です。

ハサミでチョキチョキ...

ハサミでチョキチョキ...

日本語の文字の上に翻訳シールを貼っていきます

日本語の文字の上に翻訳シールを貼っていきます

カレン語で名前を書くのが難しい...

カレン語で名前を書くのが難しい...

最後に・・・

 ボランティアに取り組んだ証として「ボランティア証明書」の授与式も行いました。

  絵本を知らないアジアのお友だちに届けるためのボランティアは、参加したこどもたちにとってとても貴重な体験となりました。

翻訳シールを貼った絵本をそれぞれ手にとってみんなで記念写真

翻訳シールを貼った絵本をそれぞれ手にとってみんなで記念写真

今回使用した絵本(左から)どんなかんじかなあ」自由国民社/「ええところ」学研プラス/「へいわってどんなこと?」童心社

今回使用した絵本(左から)どんなかんじかなあ」自由国民社/「ええところ」学研プラス/「へいわってどんなこと?」童心社