活動レポート

「有機野菜de『ヘルシー時短ごはん!』~たまねぎ御膳を召し上がれ♪~」 | 料理研究家 みない きぬこ さんとオンライン料理教室を初開催!

2020.11.30

 パルシステムの「コア・フード(=有機)」と「エコ・チャレンジ」基準で栽培された青果の魅力を発信するカタログ『ecore(エコレ)』の新創刊にあわせ、料理研究家 みないきぬこさんのオンライン料理教室を11月15日(土)に開催しました。

 

 オンライン上の料理教室は初めての試みでしたが、参加者は和気あいあいとつながり、自宅キッチンでの調理を通じて、有機食材の素材を味わい尽くすヘルシー時短ごはんを楽しみました。

<当日の『たまねぎ御膳』メニュー>

<当日の『たまねぎ御膳』メニュー>

・レンジで作る炊き込みご飯

・たっぷり玉ねぎの豆乳みそ汁

・玉ねぎ丸ごといっこドレッシング

※ドレッシングは紹介のみ。写真は豚しゃぶサラダにかけた調理例

 

▶ 詳しい レシピ 調理のコツ などは、記事の後半でご紹介♪

講師:みない きぬこ さん

講師:みない きぬこ さん

料理研究家。女子栄養大学で非常勤講師として調理実習の講義も行う。2児の母。

「はじめてのストウブ」「時間がないときは調味料1つだけ!めんつゆレシピ」など著書は多数。作りやすく、シンプルで気づきのあるレシピに定評がある。

ところで「有機」や「オーガニック」と聞いてイメージするのは…?

▲新創刊『ecore(エコレ)』は真摯に野菜作りと向き合う生産者たちの姿とともに「コア・フード」「エコ・チャレンジ」青果を特集

 「安心・安全」「価格が高め」そんな印象をお持ちではないでしょうか? パルシステムのコア・フード(=有機)生産者は化学合成農薬や化学肥料に頼らず、草取りにも除草剤を使わない、など手間暇を惜しまずに作物を育てています。細かな栽培管理の記録などをもとに厳格な有機JAS認証を取得することで初めて「有機」の名を冠した野菜が私たちのキッチンへと届くのです。

 

 「有機野菜なら、素材を活かしたシンプル調理だけで十分に味わい深い。“究極の時短”食材ともいえる有機野菜を、もっと普段の食卓に取り入れてほしい」そんな思いが企画開催につながりました。

「有機」をもっと食卓へ !| イチオシはパルシステムの『おまかせ有機野菜セット』

 料理教室に先立って行われたミニ講座では、パルシステム連合会で青果を担当する倉崎職員が、有機食材を取り入れたくらしを長続きさせるための、2つの便利グッズを紹介してくれました。一つ目は「千切りピーラー」。週に一度の配達で届いた野菜を一気にカット、すぐに使わない分は密閉袋等に入れて冷凍ストックにしておけば、みそ汁や炒め物などの具材として必要な分だけパラっと使えて便利。時短調理の強い味方にもなります。

 

 二つ目は青果の活用例や保存方法といった「食べテク」などを少しずつ学べる「パルシステムのカタログや情報サイト」。倉崎さんご自身、「毎日忙しい中でも、少しずつ色んな知恵を身に付けて、有機野菜をもっともっと取り入れていきたい」と力強く語りました。

「パルシステムとだから挑戦できた」

「パルシステムとだから挑戦できた」

有機栽培に取り組む生産者の姿を動画で紹介。

▼パルシステム公式YouTubeチャンネル

「パルシステムの有機―コア・フードを訪ねて」

 また、「有機野菜にチャレンジしたい!」と思った方へおすすめ品も紹介。「定番野菜だけでなく旬の野菜も楽しめる」と好評の『おまかせ有機野菜セット8品』は、あまり扱いなれないような野菜があっても、生産者がおすすめするレシピ付きで安心。 毎週や隔週などライフスタイルにあったサイクル(1週休みも可)で定期購入できます。

お待ちかねの料理教室。素材を活かす調理のコツをみない先生にお聞きしました。

▲「食材を切りそろえることで火通りも均一に」

▲先生のカウントダウンで一斉にレンチンスタート!

 いよいよ、みない先生のオンライン料理教室がスタート。よりおいしく味わうためのちょっとしたコツや、時短ワザをご紹介いただきながら調理を進めていきます。

この日、みない先生から教わった調理のポイントはこちら↓

□ 有機野菜だからこそ皮ごとの調理がオススメ。小松菜の軸も捨てないで!

  ■ 小松菜などの軸は十字に切り込みを入れてから洗うと、砂をきれいに洗い流せる。

□ たまねぎは切る前に数時間、冷蔵庫で冷やしておくと、みじん切りでも涙が出にくい。

□ 炊き込みご飯の鮭は、酒と塩をふってくさみを取る。染み出た液は調理には使わない。

  ■ 鮭の代わりに親子丼サイズの鶏肉を入れたり、キノコを入れたり、と自分好みのアレンジもOK!

 司会との料理番組さながらの笑いあふれるやりとりや、参加者とのリアルタイム質疑応答もスムーズに進行。親子でご参加いただいた方も多く、お子さんからも鋭い質問を寄せていただくなど、終始和やかな時間が流れていきました。

 

 そんな中、突然飛び出した「どうしたら料理研究家になれますか?」の質問に驚く みない先生。それを語りだしたら尺に収まらないと苦笑、少し真剣な表情で「食べることが好き。作ることが好き。そういう気持ちを大事にすれば、いろんな夢やお仕事につながると思う」と語ってくださり、思わず「有機」もとい「勇気」が湧くお言葉もいただきました!

 無事にすべての調理を終えて、各家庭の日常づかいの器に盛られていく「たまねぎ御膳」。そして画面越しに皆さんそろったら、大きな声で「いただきます!」

 

 東京のどこかで、それぞれのくらしを営む生活者同士がいま、同じこの時につながっている。そんな感慨深い一瞬を味わうことができました。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のための「新しい生活様式」を踏まえたパルシステム東京の新しい調理企画のカタチは、まだ始まったばかりですが、今後の展開がますます楽しみになる、そんなオンライン料理教室となりました。

オンライン料理教室ならではのメリットも◎

 参加者アンケートでは「炊き込みご飯がレンジで手軽にできて、とても驚いた!」「馴染みがありそうで、新しい味。美味しかった!」という感動の声が。また、「講師の手元までしっかり確認できて、最初から最後までの工程を自分でしっかり通しでできたので満足!」「日曜日の企画だったので、家族に子守りの協力をしてもらいやすかった。ランチタイムに合わせて作れたので、お昼を家族で食べることができたのもありがたかった」といった新しいカタチの調理企画ならではの声も寄せられました。

【2020/12/22追記】 当日の様子を動画にまとめました

当日の様子をダイジェスト動画(1:47)にまとめましたので、ぜひご覧ください!

 今後もパルシステム東京では、オンラインツールを活用した、さまざまな参加型イベントを開催してまいります。最新のイベント情報はパルシステム東京ホームページの「イベント」情報から。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

(取材・撮影 パルシステム東京広報室)