活動レポート

地元消防士が初めて語る、福島原発事故『孤塁 双葉郡消防士たちの3.11』

2020.2.15

元福島県双葉郡消防本部渡邉敏行氏とフリーライター吉田千亜氏

元福島県双葉郡消防本部渡邉敏行氏とフリーライター吉田千亜氏

2020年2月15日(土)「地元消防士が初めて語る、福島原発事故」『孤塁 双葉郡消防士たちの3.11』トークイベント(主催:岩波書店、後援:パルシステム東京)を専修大学神田キャンパス 7号館3階731教室で開催。約250人が参加しました。

 

 

スライドで3.11当時の状況を語る渡邉氏

スライドで3.11当時の状況を語る渡邉氏

スライドで3.11当時の状況を語る渡邉氏

双葉郡消防士の方から贈られた花束と『孤塁』を持つ吉田氏

講演は、昨年3月に定年退職された元双葉消防本部の渡邉敏行氏と『孤塁』著者でフリーライター吉田千亜氏(パルシステム東京で支援している原発事故被災者応援カンパ「子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト」のメンバー)。

岩波書店発行の『世界』で2019年3月から吉田氏が、3.11当時、地震、津波、原発災害に見舞われた福島県双葉消防本部の消防士を取材したルポを連載。消防士たちの苦悩や葛藤が描かれまとめた『孤塁 双葉郡消防士たちの3.11』の刊行記念してのトークイベント。

3.11当時原発に近いところで作業にあたっていた消防士たちの話を聞き、参加者からは「消防士の活動は、これまであまり聞こえてこなかった。今回のトークイベントで当時の消防士の活動を聞き、涙なくしては聞けない思いでした。」等多くの感想が寄せられました。

会場からは小学生からも質問も、多世代の参加がありました

会場からは小学生からも質問も、多世代の参加がありました

当日のチラシはこちら