活動レポート
いなぎめぐみの里山・水道開通!心地よく集える「場づくり」への想い
2026.3.23
2026年3月23日(月)、生活協同組合パルシステム東京が所有する「いなぎめぐみの里山」に水道が開通しました。
今回設置された水道は全部で6か所。「苗畑付近」、「トイレ前」、「ピザ窯前」、「ステージ脇」、「小屋前」、「リッキーハウス前」に設置されました。水道メーターから最長直線距離で260メートルにも及び、2025年12月の着手から約4か月を要する長期間の工事となりました。
開設から20年。念願の水道開設
「いなぎめぐみの里山」は、急速に進む宅地開発による里山の消失を懸念していた地元住民と、組合員向けの自然体験の場を探していたパルシステム東京の想いが一致したことから、2004年に土地を借り受けて開設されました。
開設されて20年。これまで里山内には水道がなく、山の下の民家脇にある水道から水を汲み上げ、山まで運んでタンクに入れ替えて手洗いや清掃に使用してきました。しかし、タンクの老朽化や汲み上げ作業の負担に加え、今後組合員向けイベントの可能性をさらに広げていくことなどを鑑み、今回、民家脇の水道から水道管を伸ばし、適切な場所に水道を設置することができました。
水道工事の様子
ゼロから共に歩んだ3年間。水道整備で進化する里山のコミュニティ
今回の水道開設をうけて、いなぎめぐみの里山を管理委託を受けていただいている株式会社nuucoto太田代表から、今回の開設への想いをうかがいました。
「こちらの事業の委託をお受けして3年になりますが、ここを人が集まるコミュニティにしていくためには、まずトイレと水道が必要だと最初にお伝えしていました。パルシステム東京の方からいただいた『ここに水道があった方がよい』という意見も重なり、前任の方たちが18年間抱き続けてきた『水があったらどれだけ良かったか』という願いと、私たちがこの3年間で積み上げてきた想いが合わさって、今回ようやく実を結びました。本当に感慨深いです。」
「いなぎめぐみの里山」の管理業務委託する株式会社nuucoto太田代表
「(中継地のタンクに水を貯めて汲み上げる仕様のため安全面を考慮して)今回引いたお水は飲み水にはならないのですが、子どもたちの体調が悪くなった時に体を冷やしたり、山で火を使う企画の際にもすぐに対応できるようになったことは最大の魅力です。安全性が高まったこの場所で、さらに多くの方が心地よく集まり、自然の中で『思い出に残るような時間』を楽しんでもらえるよう、私たちはこれからも一生懸命、場づくりを続けていきたいと思っています。」
水が通り、新たな息吹が吹き込まれたこの場所が、子どもたちの笑顔とたくさんの思い出が生まれる温かいコミュニティであり続けられるよう、これからもパルシステム東京はより開かれた場づくりに取り組んでまいります。
第2回「Tokyo-Nbsアクションアワード」優秀賞受賞。(左:株式会社SDS永田様)
「いなぎめぐみの里山」を拠点とする支援体験活動による地域コミュニティ形成と多様な主体による里山維持管理の継続的活動が評価されました。








