活動レポート

聞き手・話し手・観察者のワーク。第13期ファシリテーター養成講座【第7回】

アイスブレイクも佳境

全員が体験する目標で回を重ねた<アイスブレイクの進行>も残すところあと2回。今回のお題は「昨日、何人の人と話しましたか?」と「最後の晩餐で食べたいものは?」。どんな食べ物かわからない、意外な答えも出てきました。アイスブレイクは緊張をほぐすのが目的。誰でもスーッと思い浮かべられ、気後れせずに楽しめるものが好ましいなど次回の最終回を前にアイスブレイクのおさえどころを改めておさらいしました。

「喜・怒・哀・楽」の言葉だけじゃない、気持ちを表す言葉

サークルになり、しりとりのようなテンポで次の人から次の人へと、皆さん気持ちの言葉をたくさん出しました。
楽しい・不満・イライラ・悔しい・つらい・笑う・ドキドキ・泣く・嬉しい・ワクワク・残念・キラキラ・はじける・カチン・固まる・緊張・ほっこり・ヒヤヒヤ・目まぐるしい・沈む・呆れる・泣ける・腹が立つ・ひやり・キモい・そわそわ・ゾクゾク・もやもや・・・・などなど。ゲーム感覚で、皆さん楽しそうでした。特にもやもやはまだ気持ちを言葉に出来ていない状態の言葉。

3人グループで聴き合う

聞き手・話し手・観察者のワーク。今回は「聴いて欲しい気持ちについて」聴き合いました。 聞き手はついつい自分が訊きたいことを聞いてしまったり、解決策を考えてしまったりしがちですが、話し手がどういうことを話したいかをわかろうとしながら聴くことに集中。話し手の気持ちに寄り添いながらあおらず場に戻していくことが大切。共感と同感は全く違うもの。皆さん、まだまだ難しいようでした。話し手は自分の気持ちに向き合いながら答えていました。

養成講座もあと1回、今回は広報文の作成に取り組みました。13期生皆さんのワークがいつか開催されるのを願いつつ12月の定例会でお待ちしています。

12期ファシリテーター がっきー

 

受講生の声

・ファシリテーターになるうえで、日常生活でもヒントになることがたくさんあると思うので、より良い聞き手になれるよう、引き続きアンテナを張りながら日々過ごそうと思います。
・人の話をただ単に聞くのは以前よりも出来るようになった気がしますが、相手が何を話したがっているのかと理解し、引き出すというのはまだまだ難しいです。講座は残すところあと1回となってしまいましたが、8回でも足りないという最初に聞いた言葉を実感しています。
・人の話を聴くときに、話し手が、話したい事を話してもらうには、ききたいことをばかり優先するのではなく、質問の仕方を工夫することがとても大切だということが実感できました。