活動レポート

オンラインde”味覚を育む”離乳食講座

2023.6.23

講師の岡村さん(右)とサブ講師の飯山さん(左)

講師の岡村さん(右)とサブ講師の飯山さん(左)

5月26日(金)、PLA(パルシステム・ライフアシスタント)講師、岡村さんによる離乳食講座を開催しました。(参加者28人)

「だし」は最強

美味しそうに「だし」を飲む赤ちゃん

美味しそうに「だし」を飲む赤ちゃん

人間が本能的においしい!と感じる、甘味や油脂。でもそれに勝るのが「だし」だと岡村さん。

離乳期に「だしの風味」を経験したマウスは、「油の味」ではなく「だしの味」を好んだという実験結果も。

「幼いころ親しんだだしの経験は、決して裏切らない!だからか、ジャンクフードも食べる娘だけど、だしからとったみそ汁はおかわりして食べます!」と岡村さんは言います。

お話の後は、参加者みんなでコーヒードリッパーを使って「かつおぶし」からだしとりを体験!とっただしを試飲したパパは「普段濃い味に慣れてしまっている私には物足りなさを感じます。でも子どもはこれでいいんですね!」。だしのうま味を再確認するパパママがたくさんいました。

子どもに食べさせたいバナナ

離乳食や子どものおやつとしてよく食べられているバナナ。

パルシステムのバナナは、除草剤などの化学合成農薬を使わず手間をかけて育てられ、収穫後も、防カビ剤や防腐剤は使われていません。しかし、スーパーなどで売られている安価なバナナの生産現状は酷いもの…。

そんな目を背けたくなるようなバナナ生産の現状を伝える動画(「あなたはどの「バナナ」を選びますか?」)を参加者と一緒に視聴しました。

参加者からは「バナナの農薬散布は衝撃的だった。価格以外の指標で食品を選びたい」「離乳食をはじめるのが楽しみになった」などの感想をいただきました。

PLA(パルシステム・ライフアシスタント)

PLA(パルシステム・ライフアシスタント)

パルシステム商品の物語(成り立ち)や特徴、生産者の取り組みや想いについて、多くの組合員に”組合員の視点”で伝える活動をする組合員講師です。パルシステム連合会主催の養成講座を1年間受講し、PLA資格を取得した組合員です。