活動レポート

【2019年4月25日】大人の部活へようこそ!遊びごころde音読~好きなように読んで楽しむ@大人の音読タイム~

音読ワークってな~に?

声を出して文章を読む。五感に響く人の声の温もりと、声で表現する高揚感を、ひとりで読む、あるいはみんなと一緒に読むことで味わいます。

 

昨年10月にリニューアルした音読ワークショップ。今回が3回目の開催となり、参加者は9名です。 参加者全員で輪になり、自己紹介が済んだら、ウォーミングアップ。椅子に座り、背もたれには寄りかからず姿勢を正します。お腹に手を当て、鼻でゆっくり呼吸します。腹式呼吸をすることでお腹から声出す練習です。腹式呼吸をすると落ち着くので、緊張した時にも役立ちます。立ち上がって両腕を広げ、肘を曲げて、肩甲骨を動かします。最後はゆったりと呼吸して、準備完了です!

まずは、自分の声を楽しもう

ここで二組(4名と5名)に分かれ、テーブル席につきます。テーブルの上には、1~2分程度で読めるように編集した素材集が置かれています。素材は、詩、小説、評論、絵本、新聞記事など多岐に渡ります。下読みは好きな場所で立ったり、座ったり自由に。テーブル席に戻って、用意した八編の素材を全員で読みました。このときも全員が同じペースで読むことは目標にせず、自分のペースで。でも不思議なことに、みんなほとんどずれることなく読み進みます。素材集から読みたいものを各自二編選んでもらい、その内の一編を一人ずつに読んでもらいました。

もっと読みたい、もっと聞きたい

おやつ休憩後、再び参加者全員で輪を作り、選んだもう一編を一人ずつ音読しました。休憩中に参加者同士で個人的な話をしたり、素材集の元となる資料を見たりでリラックスしたのか、一回目よりも和やかな雰囲気の中にみんなの声が響きました。その後は、全員で素材集の二編を輪読。群読が楽しかったという感想を頂いたので、みんなで一緒に一編を選んで読みました。 「まだ読み足りない方はどうぞ」と水を向けましたが志願者は皆無。ファシリテーターの出番、と思ったら、「○○さんの音読をもう一度聞きたい」と、参加者から名指しのリクエストがありました。指名を受けた方たちが快く応じてくれたので、聞くことの楽しみも深まったように感じました。
声を出して文章を読むことで脳が刺激され、老化防止にも役立つそうです。 自分の楽しみのため、そして人と集い楽しみを共有するためにも、音読は効果的だと実感しています。
ワークでは素材集を用意するため、音読を楽しむだけではなく新しい読み物との出会いもあります。脳の活性化、人、読み物との出会い、そして自身の楽しみ。音読ワークの効能を多くの方に味わって頂きたいと思います。
次回は7月18日(木)に開催です。長さの確認はさせて頂きますが、読みたい素材がある方は持参もOKです。
      担当ファシリテーター かよこ、しばちゃん、くに(文責)

参加者の感想

▩初参加でしたが心地良い時間が過ごせ、慣れていないので緊張もしましたが、声を出すのが気持ち良かったです。
▩読んで楽しく、聞いて心地良いワークショップでした。なかなか手強いテキストでしたが、皆さんの音読を聞いているのが心地良かったです。
▩長い間勤めてきて退職した今、新たなステージをどう歩こうか?第一歩のチャレンジでした。
▩「朗読」と言われると敷居が高く感じて気後れしていたと思いますが、「音読」は身近なイメージで参加しやすかったです。念入りに準備していただいたおかげで気持ちも身体も軽く音読できました。
▩いつもいろいろな分野の中から、素材をチョイスして頂きありがとうございます。

【4月25日の音読素材】

 1. 自分の感受性くらい   茨木のり子    〈詩集 落ちこぼれ〉
 2. 父と母から教わったこと 少年刑務所受刑者 〈奈良少年刑務所詩集 世界はもっと美しくなる〉
 3. 乳母車         三好達治     〈詩集 測量船〉
 4. おくのほそ道      松尾芭蕉
 5. 草枕          夏目漱石
 6. 加藤登紀子のひらり一言          〈朝日新聞〉
 7. ねじまき鳥のクロニクル 村上春樹
 8. すきまのじかん     アンナ・エルボー 〈絵本〉