活動レポート

「しっかり聞く」に集中して ファシリテーター中級講座(PART2)

2019年6月29日(土)10:00-13:00
パルシステム東京新宿本部2F多目的ルーム

 

初めての土曜日開催、いつもの新米ファシリと久々登場のベテランファシリといった顔ぶれで、会場内も街周辺もなんとなく落ち着いた雰囲気の中で中級講座PART2が開催されました。

 

◆講座の実践ワークは、その日のメンバーとその日の<いま・ここ>で作り上げます

 

「しっかり聞く」に集中して「話の準備をしない」というルールのもと「今の気持ち」を一巡まわし、一周終えたその今の気持ちでもう一巡。お隣の話を受けて「今」話したくなる事は個性あふれる話題へと広がり、一層気持ちが乗ってきてもう一巡! お互いに対する興味がさらに湧いて、「もっと知りたい、もっと聞きたい<いま・ここ>の自分」を確認しワクワクする時間でした。

◆前回の気付きや学びをふり返りながらとことん掘り下げます

 

・ファシリテーターとして話を聞くときは、頭に浮かんだことに引っ張られないように注意し、様ざまな可能性を想定しつつもしっかり集中して聴くことを確認しました。

 

・学び合うことで互いの理解が深まり信頼関係が生まれた、というふり返りを深めました。相手としっかり向き合い、否定することなく気持ちに寄り添いながらの対話は、ときに根源的な問いも行き交います。本講座の軸でもあるアサーションレッスンの実践の場となりました。

 

◆ 本日のメインワーク! 次回PART3<子どもの権利条約>一般公開講座に向けて、 <ユニセフの関連動画を観て話す>をやってみます

 

やってみたら? と背中を押されたファシリテーター未経験の私ともう一人の13期生2人が挑戦。動画を観ての率直な感想や、子どもの権利について思うことなどをファシリテートしました。
先輩方は緊張した私たちを温かく見守りながら参加者役となり、励ましや率直な意見をくださいました。
この日この場でこのメンバーだから、二度とない<いま・ここ>の学びがあることを実感しました。一人ひとりが自分と他者にしっかり向き合い、互いを尊重する言葉がけにほっこり心温まる学び合いの場となりました。

 

◆当日の【振り返り】から

★気付いたこと学んだこと

・「今の気持ち」を3周したときのこと。周を重ねるごとに普段人に言わないことがぽろっと出てきて、ラポールが徐々に築かれていくことが目に見えるようでした。
(ラポール…互いに親しい感情が通い合う状態のこと) ・自分の発想にないものの見方、感じ方の違いが素直に入ってくることにびっくりした。場の力なのでしょうか。

 

★感想他自由記述 ・Open、Closedクエッションの効果のタイミングやどういうときにどちらがよいのか等をまたこのようなこじんまりとした中でそれそれを知りたいしもっと学びたい。
・ずっと全員で話ができたので、雰囲気がよく、居心地も良かったです。

13期 みほ