活動レポート

豊かな水の恵みを利用した再生可能エネルギー「栃木県那須野ヶ原 小水力発電施設」を見学に行きました。

パルシステム東京は6月14日(木)、パルシステムでんきの発電産地である「栃木県那須野ヶ原小水力発電施設」の見学会を行い、環境に配慮した電気を使うことや、パルシステムでんきについての理解を深めました。
参加者22人

パルシステムでんきの電気は、ここでも作られています。

はじめに那須野ヶ原小水力発電施設の運営・管理を行っている那須野ヶ原土地改良区連合の星野専務理事より、那須野ヶ原周辺の歴史、エネルギー開発に至った経緯などをお話しいただきました。

那須野ヶ原土地改良区連合HPはこちら:http://www.nasu-lid.or.jp/

那須野ヶ原土地改良区連合 星野専務理事

天気もよく、絶好の見学日和。那須野ヶ原土地改良区連合では、敷地内で太陽光発電も行っています。

学習会の後はバスで移動し、田んぼ脇を流れる農業用水で発電する百村(もむら)第二発電所と、那珂川に作られた農業用水と飲料用水の取水堰「那須疏水の取り入れ口である「西岩崎頭首工」を見学。

那須野ヶ原土地改良区連合の担当の方に、発電の仕組みなどを伺いました。

世界かんがい施設遺産に登録された「那須疏水」。豊かな自然と水が電気を作っていることを実感できました。

参加した組合員のアンケートから

「水力発電はすばらしい(しかも既存の用水路を活用するとは!)けれども、それを実現するまでの長い長い闘いと努力を見てエネルギー問題はそんなに簡単じゃないということを実感できました。」

「施設維持にもいろいろ苦労や工夫があることも現場に行ってわかりました。那須野ヶ原には木も生えない昔をお聴きし永年の苦労がわかった。「食」に対しても真摯に考えていかねばならないと思った。個人では、このようなことは勉強できないのでこのような機会はとてもありがたいです。」

などの感想をいただきました。

 

パルシステム東京では引き続き脱原発社会を目指し、再生可能エネルギーへのシフトを進めていきます。

 

パルシステムでんきHPはこちら:https://www.pal.or.jp/denki/