活動レポート

「おいしいお米にな~れ!」 | ぱる★キッズ足立でバケツ稲の脱穀と籾摺りの「お米の出前授業」を実施しました

2020.10.30

こんなに立派な稲穂が収穫できました!

こんなに立派な稲穂が収穫できました!

パルシステム東京が運営する東京都認証保育所「ぱる★キッズ足立」で10月19日(月)、園内で育てたバケツ稲の脱穀と籾摺りを行いました。

 

*コロナ禍の影響で全園児での開催とはせず、時間帯を変えるなどの工夫をしましたが、1・2歳児、幼児クラスだけでなく、0歳児クラスも少しだけ体験しました。

脱穀に使ったのはみんなが毎日飲んでいる「こんせん72牛乳」の…?

バケツからハサミで刈り取って収穫した稲穂は、茎の部分を指で挟んでこそげていくと比較的簡単にもみが落ちていきキレイに脱穀することができます。ところが、乳児クラスの子どもたちには、これがなかなかの一苦労。

 

そこで、今年はぱる★キッズで毎日飲んでいる「こんせん72牛乳」の空きパックを使って脱穀することにしました!

牛乳パックの中に稲もみの部分を入れて口を閉じ、手で押さえ稲の茎を引っ張ると種もみが牛乳パックの底に落ちます。

これならこぼれる心配もなく、子どもたちも上手にできました。

続く「籾摺り」の作業では、すり鉢と野球ボールを使います。すり鉢をしっかり押さえることと、美味しいお米にな~れ~と願いを込めてすり上げることが大切!

子どもたちは呪文のように唱えていましたよ(笑)

すり鉢でゴリゴリした後はいよいよ、子どもたちも楽しみにしていた、もみ殻をすり鉢から出す作業。
「ふ~~~っ」と優しく息を吹きかけて、楽しみながら籾摺りができました。

 

脱穀のときも籾摺りのときも子どもたち同士で役割分担をしてくれて、牛乳パックやすり鉢を抑えたり、友だちが上手にできるように協力する姿を見られたのがとっても印象的でした。

最後に、子どもたちが毎日食べているお米、『秋田あきたこまち』を見せながら「お茶碗のお米一粒一粒に『ありがとう』の感謝の気持ちをもって、残さず大切に食べようね」と、お米の大切さを伝えました。

 

これからも、おいしいお米をたくさん食べて、健康で元気な体をつくってほしいと思います。

 

(撮影・文:ぱる★キッズ足立)