活動レポート
9/12 おうちで産地交流(野菜くらぶ)を開催しました!
2020.10.12
パルシステム東京では初となるオンラインでの産地交流を開催しました!
現在、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、パルシステムでは公開確認会や産地訪問、生産者を招いての学習会や料理企画などを見合わせざるを得ない状況が続いております。
そのような中でも、産地と組合員との交流を途切れさせたくない!と、組合員の自宅と産地をオンラインでつなぐ「おうちで産地交流」の取り組みをスタートいたしました。
オンライン会議システム「Zoom」を利用し、モニター越しに産地のリアルタイムの様子を見学したり、生産者との交流を行うといった内容です。
パルシステム東京初の試みです!
記念すべき第1回目の産地は、野菜くらぶ!
パルシステム東京は昨年、野菜くらぶ青森支部にて公開確認会を開催いたしました。
今回は初めてのオンライン産地交流ということもあり、公開確認会にご参加いただいた組合員を対象として開催しました。組合員5名、組合員理事6名にご参加いただきました。
野菜くらぶでは、北は青森、南は島根県までの産地をもち、年間を通じて安定した農産物の供給ができるように“産地リレー方式”を取り入れています。
公開確認会は青森支部での開催でしたので、青森の圃場しか見学することはできませんでしたが、なんと今回は、群馬・静岡・青森の3産地をつなぎ、産地リレーの様子を見学してみよう!というテーマで行いました。
オンラインならではの3産地中継!
まずは、野菜くらぶ事業本部の毛利 嘉宏専務より産地の取り組みについてご紹介いただきました。
そして青森からは公開確認会でもお世話になった山田 広治さん、群馬は須藤 崇さん、静岡は女性生産者の塚本 佳子さんの3名のレタス生産者の方が登場してくださいました!
それぞれの産地より、地域によって異なる環境の下での栽培の苦労などを語っていただきました。
静岡ではちょうど定植されたばかりのレタスの苗を、群馬ではまさに収穫真っ最中の畑の様子を画面上で見学しました。青森ではレタスの収穫はすでに終了しているとの事でしたが、この日は暴風雨。そんな中でも白菜の収穫をする様子を中継してくださいました。「パルシステムへの出荷日は決まっているので、天気が悪いからといって収穫を止める事は出来ない」と山田さん。私たちの食卓に届いている野菜への感謝を改めて感じた一コマでした。
参加者からは
「適地適作でレタスが年間を通して供給されることがよくわかりました。実際に圃場に行った気分になれました」
「3産地の気温差や圃場の様子を同時に見比べる事が出来、レタスのリレー栽培の意義を実感出来た」
などの感想がありました。
3産地中継という、これまで行ってきた交流企画では実現し得ない、オンラインならではの特性を活かした新たな取り組みとなりました!
今後、オンラインでの産地交流をどんどん進めていきますので、ぜひご参加ください♪
主催:パルシステム東京 商品・産直推進部 産直推進課