活動レポート

【福島親子支援】春休み!東京でリフレッシュ!!パルシステム福島親子保養企画(2016年3月26日~28日)

2016.3.28

パルシステム東京は2016年3月26日~28日の3日間、恒例のパルシステム福島親子保養企画を開催し、毎年好評の東京観光や、交流イベント、㈱パルブレッドのパン工場見学などを16組42名の親子に楽しんでいただきました。

 

震災後から続く企画は6回目に

放射能の不安から少しでも離れて、東京でリフレッシュしてもらおうと2012年から始まったパルシステム東京の保養企画は今回で6回目。天候にも恵まれ、16組42名の親子が二泊三日の東京の休日を楽しみました。また、2日目には、パルシステム東京の組合員親子13組31名も合流してフィールドアスレチックやゲーム交流などで、子どもたちの笑顔があふれました。

1日目:浅草、スカイツリー 東京見物を楽しみました!

早朝に福島を出たパルシステム福島一行のバスは、昼前に浅草に到着。観光客の多さに圧倒されながらも、浅草寺、東京スカイツリーと、東京見物を楽しみました。

 

2日目:アスレチックで大はしゃぎ!東京の組合員と一緒に交流

「ここを一番楽しみにしてたの。福島にはこういう施設がないし、気遣いせずに外で遊ばせられる」と男の子のママ。「平和の森公園」のアスレチックで遊んだあとは、「海苔のふるさと館」を見学し、昼食交流。「ふるさとの浜辺公園」でゲームをしたりと盛りだくさんでした。東京の組合員からは「福島の人と話せる機会があってよかった」との声が。

 

3日目:パルシステムの パン工場を見学

八王子市にある㈱パルブレッド( パルシステムのパンメーカー) の工場見学に。テレビCMで話題になった『こだわり酵母パン』もここで作られています。パルシステムのこだわりを学んだあとは、できたてのパンを試食しました。

5年経った今、福島の人々は・・・

「5年経ち、ようやく落ち着いたかな」という声が多く聞かれる一方で、自主避難していた人など、それぞれの思いがある5年間。「福島には今でも、こうした企画に参加することもままならない人もいます」という声もありました。

パルシステム東京は、福島の現状を知り、忘れないことが一番の支援と考えます。引き続き、交流や支援の企画を立てていきますので、ぜひご参加ください

参加したパルシステム福島の皆様から心のこもった色紙のプレゼント

参加したパルシステム福島の皆様から心のこもった色紙のプレゼント

参加したパルシステム福島の皆様から心のこもった色紙のプレゼント

パルシステム福島さん作成の「東京の思いで」タペストリー

▼参加したパルシステム東京組合員からもおたよりが届きました!

「パルシステム福島の親子のアスレチックに子どもとともに参加しました。福島の方達が感じていることが、ちょうど同じ年齢の子どもをもつ親として共感できたり、世間話ができたりと、子ども達同士お友達になったりと、親子にとって貴重な機会となりました。」  (うめ・40代)