活動レポート
「不登校、ひきこもり」を考える~「生きづらさ」から「生きやすさ」へ~
2025.10.10
2025年9月6日(土)に地域福祉学習会「不登校、ひきこもりを考える」を開催しました。(会場、オンライン参加:17人)

講師:朝倉景樹氏
プロフィール
TDU・雫穿(てきせん)大学代表
フリースクール全国ネットワーク理事
低い日本の子ども・若者の自己肯定感
すべての子どもには「学習権」という、学ぶための権利があります。それにもかかわらず、世の中では「教育を受けること=学校へ行くこと」という考えが強く根付いています。
日本では、「みんなと同じでなければならない」という強い価値観があり、これが多様性を大切にしたいと考える人々を抑圧する現実があります。
こうした困難の背景にあるものを深く掘り下げ、「学校へ行く」こと以外の学びを実践し、新しい人間関係を築いていくための具体的な取り組みを紹介しました。
講演後は、参加者との交流会と希望者との個人相談が行われました
【参加者感想(抜粋)】
・学校だけでなく、大人の世界でも多々ある対人と場の負のスパイラルを感じました。 その解決の糸口となるヒントも多く貰えたと思います。 人や周囲の当たり前に流されず、自分を大切に、人を大切に、今ある地域や場を大切に整えて行く力を日々の学びの中で身につけていきたいと思います。
・話の中で身に覚えのある例えや出来事・感覚が語られていて、「私だけではないんだ」と少し励みになりました。また、理解してくれている人が世の中のどこかにはこうして居るんだ、という安心感も得られました。
・まさに知りたいと思っていた思春期からのお話が統計と共にわかりやすく拝聴できました。
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パルシステム東京は、さまざまな課題に向き合う団体と連携して、誰もが活躍できる社会づくりの大切さを呼びかけていきます。
※2025年度パルシステム共済連福祉・たすけあい助成金をうけて開催しました。