活動レポート

1分間でお互いの共通点がいくつ見つかるか? 第12期ファシリテーター養成講座【第2回】 

緊張感を和らげる恒例のアイスブレイク

今日の担当は12期生の中から立候補で手を挙げてくれたメンバーが担当し、「出身地を都道府県ごとの並び替え」は盛り上がりました。続けてペアワークでは「1分間でお互いの共通点がいくつ見つかるか?」をゲーム感覚で行いました。
その後、藤方本部長からのお話「ファシリテーターへの期待」としてのお話がありました。
「つどった人同士の化学反応を促進する『触媒』」
「それぞれの気づきや一歩をそっと支える『伴走車』」
「参加者を組合員としての次のステップへ『ENCOURAGER』」
そして生協の組合員活動の中では「組合員が主役」とお話いただきました。

「聞く」「聴く」ワーク

1つ目のワークはペアになり、話して手は1分間自分の話したいことを話す。
聞き手は、あいづちも、うなづきも、返答も一切せず、無表情で聞く。
一巡を終え次は、話しては昨日の自分の出来事を好きに話す。聞き手は、あいづち、うなずき、表情をつくることはOK。の2つの異なる「聞く」「聴く」ワークを体験しました。
2つのワークが終わり、講座参加メンバーからは「聞き手が無表情であることが、自分がこのまま話をしていてよいのか?不安でした」「無表情で聞くことを体験して、相手の話の内容が入ってこなかった」
「無表情で聞くことも、聞いてもらうことも共に、強烈な体験をしました」と自分の心と向き合い、率直な感想の声があがりました。

『聞く』『聴く』は日常生活の基本の「き」。それでも『無表情・無反応』になってしまうことは日常でもあることを改めて見直し、今日の学びを日常生活でも意識して過ごす思いを深めました。

グループワーク
「自分がどんなファシリテーターになりたいか」をテーマに自由に意見を出し合う時間では、グループでの進行役を定めず、集まった4人の中でそれぞれにかんがえながらそれぞれの思いを話す中で、つどったメンバーでのグループそれぞれ『触媒』である「化学反応」を味わう時間になりました。

 

 

 

今日の振り返り、一人一言より

「期待値があがりました」『自分の心のクセに気がつきました」「違う人の意見が新たな発見になりました」「聞くことの無表情体験は、衝撃的体験でした」などの感想を話されていました。

次回は「絵本トーク」のワーク体験をします。課題図書「はじめてのおつかいを」を活用して、どんな学びと味わいと感じる講座になることでしょうか。次回の報告をお楽しみに!                        11期ファシリテーター