大人の部活へようこそ！遊びごころde音読

　温暖化進行中とはいえ真冬の朝です、冷え込む風を頬に受けながら、暖かな色彩の空間「みんかふぇ」に到着。
こじんまりとした居心地のよい今回の会場は、京成本線お花茶屋駅から10分ほど、カフェ・居場所・子ども食堂・フードパントリー・グローバルカフェなどの活動をしているNPO法人の拠点です。
当日残念なことに２名の方のキャンセルがあったのですが、まずは６名の参加者とファシリテーター２名とでサークルを作りました。
こじんまりした空間はそれでいっぱいになってしまい、キャンセルが無かった場合、工夫しなくてはとカフェの細部を見ながら、さぁスタートです。
　緊張をとくための自己紹介でのアイスブレイク後、快い声を出すためのウォーミングアップ。
今回時間が押してしまったので、いつもより短めのウォーミングアップとなってしまいましたが、日常に音読とともに取り入れて頂くと免疫力UPとなる体ほぐし、短縮バージョンになっても大事なポイントは外さぬように考えました。
そして短いフレーズで声出ししてからグループに分かれ、テーブル席につきました。

　今日の進め方と、授業ではない大人が愉しむ音読の場ということ、ここで大切なことは「一人ひとりの音読を耳と気持ちを澄ませて聞くこと」等をお伝えしてから、音読素材に向いました。

それぞれで下読みしてから、素材に不明な点がないか確かめながらいっしょに声を出して読みました。

素材との出会いは皆さん、どんな感じかなぁ…ちょっとドキドキ。いっしょに声出ししていくうちに声が繋がっていくことが感じられて、ほっ。

　休憩時間はフリーなおしゃべりや、素材の原本を手に取ったり。そしてサークル席に戻って、いよいよ一人ずつの音読…のつもりでしたが初めは緊張するので、輪読からスタートしました。声を出し耳を傾けることで少し緩んだ雰囲気の中、一人ずつの音読となりました。
コロナ禍後、会場の時間制限に余裕が無かったので時間を気にし過ぎたのですが、今回は時間に余裕があることで、気持ちが落ち着いて余韻を味わう心持ち。
皆さんの音読を２順した後、ファシリテーターも音読挑戦。
急に決めたのでどれを読むか悩ましかったです。
自分が選んだ素材には出会いのドラマがあるので、迷いながらの音読、ウゥー・・・冷や汗ものでした。

　最後に感想などをお聞きしてから、次回の予告や違う切り口でのWSの案内、参加への感謝で幕となりました。
今回は会場が自宅から近いことが参加動機となった方がいらしたのですが、これをきっかけに、パルシステムのさまざまな企画に関心を持ってい頂けるのではと感じました。
また最初にみんかふぇのスタッフの方から活動の紹介があったのですが、興味を持たれたお２人がスタッフの方に詳しい説明をお願いし、近隣の方はボランティア参加を決めるという続編もありました。
ゆったりできる会場でしばらくおしゃべりしながらのお別れとなりました。
皆さんからの声で音読時間が多めに取れることが大切と改めて思い、そんな会場を増やしたいと願った私たちファシリテーターでした。

　次回は４月25日（木曜）10:00～11:45　東京都生協連会館３階会議室　　　※保育あり
　　　　　　　　　　　　　　アクセス：中野駅（JR/中央線・総武線）新中野駅（メトロ丸ノ内線）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《ファシリテーター　：しばちゃん・かよこ（文責）》

★初めて、生協のワークショップに参加しました。音読をしましたが、数年、人前で音読をすることがなかったので自分の声を発することや、同じ文章を他の人が読むのを聴くことが新鮮で楽しかったです。同じ文章でも読み手によって表現が変わり聴き入ってしまいました。
次回も参加したいです。
★久しぶりの音読で、たのしかったです。人前で声を出すことも、ずいぶんなかったなと。
他の人の声をきくことも、ここち良かったです。機会があえばまた参加したいです。
★初めての場所で迷わないか不安がありましたが、分かりやすくて来やすかったです。こじんまりとしたスペースに少人数でのんびりとした時間を過ごすことができました。読むボリュームもたっぷりで幸せ。でも、人数が少ないと抽選が厳しくなってしまうかしら・・・。それも困るしと悩みます。