活動レポート

一人って楽だよね。でもあまり大きな声で言えないよね。それってなんでだろう?

じつはひとりが楽なわたし♪

今回のワークショップは、2017年に行った「実は、ひとりが好きです。その思い、表明していますか?」というワークショップを元に、大幅にリニューアルしたものです。「一人って楽だよね。でもあまり大きな声で言えないよね。それってなんでだろう?」そんなことをテーマに、タイトルも内容も練り直しました。想いが伝わる広報文を求めて何度も話し合いを重ねました。

そして3月14日(木)、パルシステム東京の新宿本部2階の会議室に参加者9名が来てくれました。 自己紹介のあと、まず緊張をほぐすミニゲームを行います。ファシリテーターが質問をし、各自の答えに沿って場所を移動するというものです。

そこからは二つのグループに別れて、テーブルへ座りました。

そこからは二つのグループに別れて、テーブルへ座りました。

各テーブルにて、「みんな」といるとなにがしんどい?面倒くさい?ということをテーマに 場面や状況を言っていきました。 随時、ファシリテーターが出てきたワードを付箋に書いていきます。理由が出てきたらそれも貼って眺めながら「私もそうかも」「うんうん」「そうなんだ」とそれぞれに共感や発見をすることも。 話題が移っても、時折同じキーワードが出てきたことが印象的でした。

休憩前にテーブルごとに発表をしました。各テーブルで違う場面や理由が聞けました。

5分の休憩を挟んで

次は「一人が楽♪」なシーンを発表し合います。「買い物」「外食」など順調にスタートを切ったのですが、5つくらい出たらパタリと会話が止まってしまいました。「一人が楽」だと思っている人は、よーし今度はこれを一人でやってみよう!と意気込まなくてもすでに無意識に行動しているようで、なかなか言葉として出てこないという状況に陥ってしまったようです。そこで、逆に一人じゃ行けない場所ってありますか?いつから楽だと感じていましたか?と質問を変えて聞いてみました。すると会話の中で、「楽だと感じるシーン」がいくつか出て来ました。切り口を変え続けたことで、自分がどんな時に楽だと感じるのかという状況に気がつく方もいました。最後にテーブルごとの発表を行い、一言ずつ感想を貰いました。あっという間の2時間でした。

参加者の声

・同じテーマで安心・安全な場で話せることの嬉しさを感じました。
・皆さんのお話を聞いて、ひとり時間の楽しみや大切さ、でもたまには誰かと話したいし、と色々考え、思い出しました。これからも一人の時間を大切にしつつ、いろんな方々の出会いも大切に毎日たのしく生活していきたいと思いました。
・一人が好きな人の本音が聞けてよかったです。自由が好きで自立した人ばかりなイメージでしたが、悩みも多いのだな、と思いました。意外と自分は一人が好きなんだな、と発見もありました。

 

申し込んで下さった皆様、来てくださった皆様、ありがとうございました。
「じつはひとりが楽なわたし♪」という今回の広報文のサブタイトルは 「ひとりでもホッとする自分に″いいね!″」でした。今回のワークショップで、自分の中の「いいね!」ボタンに気づいてもらえたでしょうか。 参加者の方に「話せてよかった」「聞いてもらえて嬉しい」と言って頂き、そんな場作りのお手伝いができたことがなによりも嬉しいです。

担当ファシリテーター(えみ、ゆりっち、メグメグ