活動レポート

2025年度『市民活動助成基金』伝達式が開催されました。

2025年10月11日(土)に伝達式が開催、今年度の助成が決定した団体へ西村理事長からの目録の授与と団体からの活動報告が行われました。

団体報告① 認定NPO法人 OurPlanet-TV(アワープラネットティーヴィー)   

団体報告① 認定NPO法人 OurPlanet-TV(アワープラネットティーヴィー)   

中学生の時に甲状腺がんを発症し、現在までに2度にわたる手術を経験した原発事故被災者に焦点を当てた調査・取材を映像化することが、甲状腺がんを取り巻くタブーを乗りこえる一歩につながることを期待し、評価した。2016・2018年度助成団体。

団体報告② NPO法人 維新隊ユネスコクラブ

団体報告② NPO法人 維新隊ユネスコクラブ

経済的困窮に加え家庭環境や学習環境の格差問題に着目した食事つき個別指導型無料塾「ステップアップ塾」や、食事つき無料自習室「STUDY CAMP」の運営をひろげることが、地域の小中学生の学習意欲・学力向上につながることを期待し、評価した。

団体報告③ NPO法人 ジェンダー平等Labota(ラボタ)

団体報告③ NPO法人 ジェンダー平等Labota(ラボタ)

LGBTQ+当事者・支援者を対象とした居場所サロンの運営や、LGBTQ+を理解するための基礎講座を開催することが、当事者の精神的サポートや多様な性への偏見や差別の解消に向けた包摂的な地域社会の実現につながることを期待し、評価した。

団体報告➃ NPO法人 シニアの再チャレンジを支援する会 

団体報告➃ NPO法人 シニアの再チャレンジを支援する会 

教育環境が不十分なフィリピン山岳地帯の子ども達にタガログ語に翻訳した絵本や学習図書を届ける活動を市民参加による国際協力として展開することが、現地の子どもたちの学習機会拡大と学ぶ意欲向上に寄与、国際理解と共感の輪の広がりにつながることを期待し、評価した。

団体報告⑤ NPO法人 女性のスペース結 

団体報告⑤ NPO法人 女性のスペース結 

長期にわたる外国籍女性への継続的な生活支援と学びの場提供による能力向上支援(今年度は日本語検定合格者の輩出を目指す)が、仕事と社会貢献の両立を図る持続可能なモデルの構築や長期的な地域貢献につながることを期待し、評価した。2024年度助成団体。

団体報告➅ NPO法人 だーちゃらぼ

団体報告➅ NPO法人 だーちゃらぼ

中学生から24歳までの若者を対象とした常設型居場所の設置やボランティアサークル活動を始めることで、孤立しがちな若者が安心して通える場が地域に根付き、スタッフとの継続的な関係性を通して自己肯定感や社会とのつながりを実感し、地域貢献の意識が育成されていくことを期待し、評価した。

団体報告⑦ 日本社会事業大学 タネとヒト

団体報告⑦ 日本社会事業大学 タネとヒト

大学キャンパス内にて地域の社会福祉法人や保育園と連携したにんじんやハーブ栽培を行うことが、障がい者、園児、地域住民など多様な市民のつながりを促進し、協同による地域社会づくりや市民と大学の新たなネットワーク構築につながることに期待し、評価した。

団体報告⑧ NPO法人発達支援の会-未来

団体報告⑧ NPO法人発達支援の会-未来

農作業体験や食育に重点を置いた「みどり幼児園」の運営が、通える園がなく困っている発達障がいに心配がある子どもたちの貴重な受け入れ先となり、園での学びや経験がそれぞれの健やかな成長につながることを期待し、評価した。2024年度助成団体。

団体報告⑨ 一般社団法人 発達障がいファミリーサポートMarble(マーブル)

団体報告⑨ 一般社団法人 発達障がいファミリーサポートMarble(マーブル)

発達障がい児によるユニークな絵やイラストなどのアート制作と、それを活用したその親が制作した小物・雑貨等の販売(展示)のコラボレーションをひろげることが、家族の喜びにつながり、社会に対して子どもたちのポジティブ面(能力・人材)を伝えていく機会になることを期待し、評価した。

団体報告⑩ NPO法人ピアスマイル

団体報告⑩ NPO法人ピアスマイル

長期入院中の子どもたちに向けて開催している移動式の文房具店「きらめき文具店」を「病院とおうちをつなぐ小さなお店やさん」に発展させることが、会えない日々を過ごすきょうだい児への共通の思い出(体験)提供や、運営ノウハウ提供による各地の患者会による自立した活動に水平展開していくことを期待し、評価した。2024年度助成団体。

団体報告⑪ NPO法人 R.I.La(リラ)

団体報告⑪ NPO法人 R.I.La(リラ)

環境保護団体や学校法人と連携して行う水辺のマイクロプラスチック調査における熱中症対策を充実化させることが、子どもたちも含む参加者やスタッフの安全確保につながり、今後における活動と学びの場の持続的発展につながることを期待し、評価した。2020・2021年度助成団体。