基本情報

平和カンパのプロジェクトを知ろう②イラク/白血病などの治療を受ける子どもたちへ | JIM-NET

パルシステム東京の平和カンパで支援するプロジェクトの一つ、「イラク/白血病などの治療を受ける子どもたちへ | JIM-NET」をご紹介します。

(本ページの内容は団体からの提供いただいた写真・テキスト等の素材をもとに、パルシステム東京政策推進課にて再構成しています)

イラク北部の都市アルビル(クルド人自治区の主都)にあるJIM-NETハウスの様子とともに、現地スタッフや子どもたちとそのご家族からの寄せられた動画メッセージをお届けします。

プロジェクト活動報告

湾岸戦争で使用された劣化ウラン弾による小児がん患者が多いイラク。JIM-NETは小児がんや白血病になった子どもと、その家族の支援をしています。

イラクでは、がんに対して、「感染する」「治らずに死んでしまう」といった認識があります。新たに始まった「ピアサポート事業」は、子どもが小児がんになった親に対し、治療を受け治った子どもを持つ親の話を聞く機会を設けるなどして、家族の心のケアをしています。

病院に来る交通費もままならない家族に向けての貧困患者支援や、薬を速やかに届ける医薬品支援、治療で学校に行けなくなった子供をスムーズに教育の場に戻す教育支援など、多岐にわたり現地の人々のサポートを続けています。

医療的支援だけではなく、子ども達やその親に対しての心理的なケアも行っています。

以前に比べて、現地での薬の供給はしやすくなりましたが、それでも個々の症状に合わせた薬を速やかに用意することは難しい場合もあります。病院側との調整でその時に必要とされる医薬品を今年度も支援しました。

子どもの体調に留意しながら、遠足に行くことも。子どもたちは室内でのアクティビティとは違う表情を見せてくれます。

治療のため一度学校を離れると、そのまま教育からも離れてしまう子どももいます。学年が変わってもスムーズに学校に戻れるように、子どもが学校に復帰してからもスタッフが訪問をしています。

子ども達の絵をパッケージにした缶にチョコレートをつめて、募金の御礼にする「チョコ募金」と、同じく子どもたちの絵が描かれたコーヒーの販売も行っています。


お問い合わせ

 

生活協同組合パルシステム東京 政策推進課
paltokyo-seisaku@pal.or.jp