パルシステム東京「お米の出前授業」に関するよくあるご質問

小学5年生の社会科、食糧生産米づくりの課程に準拠した内容としています。春に実施している「お米の学習・苗植え実習」、秋に実施している「脱穀・籾摺り実習」、冬に実施している「試食・食べ比べ」と、全3つのプログラムを用意しています。

「お米の学習・苗植え実習」では1時限目に座学にて米づくりの１年間を学んでいただき、次の2時限目では実際にバケツやミニ田んぼで苗植えを体験していただきます。

「脱穀・籾摺り実習」ではバケツやミニ田んぼで育て、実った稲から穂を脱穀、籾摺りし、玄米とする体験をしていただきます。うまく育たなかった場合やスズメに食べられてしまった場合には、パルシステムグループの提携産直産地より稲を提供いただき、それを使って体験いただきます。

「試食・食べ比べ」は米の種類によるツヤや味の違いを見て食べて体験いただきます。自分たちで脱穀・籾摺りした玄米も試食いただいて結構です。

パルシステムグループは第1回ジャパンSDGsアワードにて内閣官房長官賞をいただきました。商品や背景を理解し価格だけではない社会性や環境面の価値によって商品を選択、生産者やメーカーと直接触れ合える機会を増やし作り手の思いを共有する、作られた商品を感謝の気持ちで無駄なく消費し食料廃棄を減らす、等を推進しています。

これら活動概要のもと、日本各地の米産地とヒトとモノ両面でのつながりを持つ産直のパルシステムとしての強みを活かして、生産者、各地のJAや生産者部会、パルシステムグループの米穀部門職員などが連携し、生産者の苦労や思いも伝えられる授業となるよう工夫しています。また、環境保全型農業によってもたらされる豊かな自然環境により、将来にわたっての持続可能な食糧生産の在り方にも着目してもらえるよう心掛けています。同時に、出前授業を受けた子どもたちの声も生産者に伝え、双方の顔が見える関係づくりを目指してもいます。

「お米の学習・苗植え実習」、「脱穀・籾摺り実習」は講師費用、および苗や有機肥料、稲穂などの教材費用、全て無料です。

「試食・食べ比べ」は同様に全て無料ですが、講師の派遣はありません。

「お米の学習・苗植え実習」、「脱穀・籾摺り実習」はそれぞれ2時限を要します。それぞれ途中、5～10分のトイレ休憩を挟みます。授業の準備のため、開始時刻は10時以降とさせていただきます。また、給食・昼休み時間を挟んでの実施要望は受けかねます。

「試食・食べ比べ」は教材のみの提供で、講師の派遣はありません。よって実施される小学校の裁量で決めていただいて結構です。

「お米の学習・苗植え実習」、「脱穀・籾摺り実習」は学年全児童が集っての授業となります。クラス単位での複数回の授業実施はお受けしておりません。

「試食・食べ比べ」は教材のみの提供で、講師の派遣はありません。よって実施される小学校の裁量にて決めていただいて結構です。

パルシステム東京は東京都の認可を受けた東京都内にて事業活動を展開している地域生協です。したがって、パルシステム東京の事業活動エリアである東京都内でしたら開催可能です。しかし、一部島しょ部はパルシステム東京の事業活動エリア外となっているため、開催できません。

東京都外での実施を希望する場合は『「お米の出前授業」に関するお問い合わせ』にてその旨入力、送信ください。パルシステムグループ所属の他生協へパルシステム東京より連絡をさせていただきます。

「パルシステム東京お米の出前授業」でWEB検索いただき、『「お米の出前授業」お申込み（一次申請）』より必要事項を入力し、送信ください。

以下、『「お米の出前授業」お申込み（一次申請）』のURLです。

https://www.palsystem-tokyo.coop/inquiry/okome_demae_shinsei/

一次申請後、ご入力いただいたメールアドレス宛に二次申請のためのURLを添付したメールが自動送信されますので、指定サイトにて必要事項をご入力ください。

お申込みが集中する時期などは、一次申請後、二次申請のメールが届くまでに5～10分ほどお時間がかかる場合がございます。

時間が経過しても二次申請のメールが届かない場合、以下のような事例が考えられます。

・指定したメールアドレスのみを受信できる設定としている。

・URLが添付されたメールの受信を拒否する設定としている。

小学校のPCやアドレスなどは高セキュリティとなっていることから、パルシステムから送信する二次申請メールが届かない事例が散見されます。

このような場合、メール設定を変えて再度一次申請をしていただく、またはプライベートで使用されているスマートフォンやタブレットなどから一次申請をしていただく等ご対応願います。

児童数の少ない小学校の場合1人、多い小学校の場合は2～4人など、参加児童数によります。

「試食・食べ比べ」は教材のみの提供で、講師の派遣はありません。

準備のため、授業開始時刻の約30分前に小学校にお伺いさせていただきます。

「試食・食べ比べ」は教材のみの提供で、講師の派遣はありません。

講師控室は不要です。小学校到着後、すぐに授業の準備に取り掛からせていただきます。

「試食・食べ比べ」は教材のみの提供で、講師の派遣はありません。

「お米の学習」は学年全児童が集え、座れるスペースが確保できれば大丈夫です。机やいすは無くても大丈夫です。実施例として、多目的スペースやランチルーム、体育館などが挙げられます。

「苗植え実習」は水を使用するため、水道の近くでの実施が条件となります。ほとんどの小学校はグラウンドや校庭にて実施しています。ミニ田んぼがある小学校はそのミニ田んぼにて実施しています。

軽自動車にて教材を持参します。その軽自動車1台を駐車するスペースをご用意ください。教材の納品は授業当日ではなく、都合により数日前に行う場合もございます。その際は別途ご連絡させていただきます。

「苗植え実習」ではバケツと土をご用意ください。バケツの数量に関しては、児童1人につき1つのバケツでも、児童2～3人で1つのバケツでも、どちらでも構いません。授業実施前日までにバケツに土を入れ、やわらかくしておいてください。水は入れておかなくて結構です。

「苗植え実習」では土や泥を扱うため、汚れても良い恰好、または体操着での参加をお勧めします。「お米の学習」が終了次第、「苗植え実習」となりますので、着替えが必要な場合には1コマ目の「お米の学習」が始まる前に着替えを済ませておいてください。

9.5リットル以上の大きさで、直径が30㎝以上あるものがおすすめです。

パルシステム東京にてバケツの数分の園芸プレートを用意いたします。そこにお名前やグループ名などをお書きいただき、土に差してください。園芸プレートは無料で差し上げております。ただし、バケツの数と同数とさせていただいております。

土の量はバケツ一つにつき7リットル程度必要となります。

ホームセンター等で販売している園芸用に配合された土や、小学校の花壇の土で構いません。

もし土を配合する場合には、｢黒土｣、｢赤玉土｣、｢鹿沼土｣を6：3：1の割合で混ぜてください。

土を新たに購入される場合、肥料が配合されているものでも、配合されていないものでも、どちらでも構いません。肥料はパルシステムにて無料にてご用意しております。入用の場合には申込時に申請ください。

前年度にバケツで稲を育てた時の土が残っている場合には、その土をそのまま使用可能です。その際、茎などは取り除いておいてください。

パルシステムグループの提携産直産地の、JAつくば市谷田部、ちば緑耕舎で育苗した苗を手配させていただいております。

パルシステムグループの関連会社にて製造した有機質肥料です。農林水産省登録認定機関によって適合性の確認を受けた原材料を使用しています。化学物質は添加していません。また、科学的な処理工程も経ていません。

有機の肥料であることを認証する証明書を日本有機農業生産団体中央会よりいただきました。詳細は添付ファイルをご覧ください。

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土の量や、土の状態（新たにご用意した土、昨年度からの継続使用の土、既に肥料が配合済みの土）、苗を植える時期、苗の状態など、状況によって異なることから、分量を一概に表記することは難しいですが、肥料が全く混ざっていない新しい土を使用する場合や、昨年度のバケツやミニ田んぼなどの継続使用で、養分が全くない状態になっている場合においては、バケツ1個（9.5L以上）に対して大さじ1杯（10～15ｇ）程度を目安として施肥します。

パルシステムよりご提供する肥料は使いやすいようにペレット状に加工してあります。よって、後から肥料を継ぎ足す「追肥」にも便利な仕様になっています。そのため一度に肥料をまき切らずに、苗の生育の状態を見ながら必要に応じて追肥をしてください。

一度に多くの肥料を与えすぎてしまうと栄養過多で枯れてしまったり、土が腐ってしまう原因ともなりますので、植えた後の苗の様子を見て、元気がない・黄色っぽいなどの状況でしたら、追加で入れていただく事をオススメいたします。

良く陽の当たる場所で育てることをお勧めします。水は枯らさないように注意ください。また、夏場の炎天下でバケツ内の水が熱湯となってしまわないよう、都度水を継ぎ足す等ご注意ください。

稲を収穫するまでバケツに水を入れたままで構いません。

「脱穀・籾摺り実習」実施の2～3週間前を目途に、稲の茎を、水面から5～10㎝くらいの所ではさみで切ってください。切り取った稲穂は穂の部分を下にして干してそのまま2週間ほど乾燥させてください。干す場所は屋外でも屋内でも構いませんが、屋外で干す場合にはスズメに食べられてしまわないように注意ください。

学年全員が集え、且つスペース的に余裕がある場所が好ましいです。ほとんどの小学校は体育館にて実施しています。尚、実習の行程において籾殻や稲わらが発生しますので、掃除や後片付けがしやすいよう、床に隙間などがない場所での実施をお勧めします。

軽自動車にて教材を持参しています。その軽自動車1台を駐車するスペースをご用意ください。教材の納品は授業当日ではなく、講師の都合により数日前に行う場合もございます。その際は別途ご連絡させていただきます。

籾殻を掃除するためのホウキやチリトリ、集めた籾殻を入れるビニール袋をご用意ください。ビニール袋は市販の70リットル～90リットルのゴミ袋が1～3つほどあれば十分です。脱穀・籾摺りをしてできた玄米を入れる小さめの容器やビニール袋もご用意ください。学年全員分を一つにする、クラスごとに集める、児童一人ひとり持ち帰る、いずれでも構いません。

着替えなどは不要ではありますが、実習の行程にて、籾殻や稲わらが発生いたしますので、籾殻や稲わらが付着しやすいセーターやフリースなどの服は避けることをお勧めします。

可能です。稲をパルシステムグループの提携産直産地より手配し、それを用いて実習を行います。ただし、産地から提供いただく稲は数量に限りがありますので、「お米の学習・苗植え実習」のプログラムを実施した小学校を優先させていただきます。

パルシステム東京の「お米の学習・苗植え実習」を実施した小学校に関しては、稲をパルシステムグループの提携産直産地より手配し、それを用いて実習を行いますので、うまく育たなかった場合でも「脱穀・籾摺り実習」が可能となるようにしています。

パルシステムグループの提携産直産地であるJAちばみどり海上、JA佐久浅間、JAえちご上越、JA山形おきたま、JA秋田ふるさと、JAこまち、JA津軽みらいなどから稲を手配させていただいております。

可能ではありますが、教材数には限りがあるため、他の小学校での「脱穀・籾摺り実習」が入っていない場合に限ります。

また、お貸しできる場合であっても、次の小学校での使用予定が入っている場合もあるため、使用後は速やかにお返しいただくことになる場合もあります。

ご了承ください。

「お米の出前授業」お申込み（一次申請）より、通常の「脱穀・籾摺り実習」と同じようにお申込みください。

お手数をお掛けいたしますが、教材数には限りがあるため、他の小学校での「脱穀・籾摺り実習」と重複しないことや、前後の小学校での開催日程に余裕をもった対応とさせていただくため、第1希望から第3希望まで、お聞かせいただく必要があること、ご理解ください。

教材のみの提供で、講師の派遣はありません。よって実施される小学校の裁量で決めていただいて結構です。家庭科室にて実施している小学校が多いようです。

教材のみの提供で、講師の派遣はありません。よって実施される学校の裁量で決めていただいて結構です。一般的には炊飯器や茶わん、箸などが必要となります。

可能です。ただし、「試食・食べ比べ」は講師の派遣はありませんのでご了承ください。

小学5年生の社会科、食糧生産米づくりの課程に準拠した内容としており、教材もそれに準じた内容となっていますので、中学生には物足りなく、園児には難しく感じてしまうと考えますが、それをご了承いただければ開催は可能です。

不要です。ただし幼稚園や保育園での開催を希望される場合には安全を考慮し、園児4人程度につき1人の教員や保育士、PTA、保護者などのお手伝いをご協力願います。

土曜日や祝日の開催は可能です。土曜日開催は要望が多いため早くに予約で埋まってしまい、講師の手配ができない場合があります。日曜日の開催は対応しておりません。

今現在は行っておりません。現在保管している生産者から借りてくることになるため、損傷の懸念などがあるためです。
小学校側にて用意される場合には可能です。農機具によっては注意を怠ると怪我をする恐れもあるため、使用の際には安全面への配慮から数名のお手伝いをお願いしています。ご理解とご協力をお願いいたします。

各プログラムの内容そのままでよろしければ可能です。学校公開日や親子レクリエーション企画などでの実施例があります。プログラム内容の変更は承っておりません。

大丈夫です。むしろ掲載していただくことで、主食であるお米の大切さや食べもののありがたみを多くの方に知っていただく機会になれば幸いです。