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お米づくりプロ&名物講師による"ごはん好き"のためのミニ授業① ~播種・育苗編~

こんにちは。パルシステム東京の「お米の出前授業」講師、木方(きがた)です。

 

20190624_JA-tsugaruroman.jpgさて、この間実施してきた「苗植え実習」では、児童のみなさんや先生方から「苗作り」に関する質問をいただきました。

 

今回は、青森県はJA津軽みらいの佐々木さん(写真右)にご協力いただき、詳しく解説していきたいと思います。ちなみに佐々木さんは「青森つがるロマン」を作るために多くの生産者さんに営農指導、つまりアドバイスをされている方です。まさに『お米づくりのプロ』の方ですね。

 

ではさっそく、いただいた質問と佐々木さんの解説です。

 

質問①「お米の種をまいてから、田んぼに植えるまでにどのくらいの日数がかかっているのですか?」

 

以下、佐々木さんの解説


   

いつ頃、種まきをして、いつ頃、田植えをするのか、という質問ですね。たしかに、お米の出前授業では、育った苗を植える、つまり田植えからのスタートとなりますから、皆さんは田植えまでにどんなことをして、それがどのくらい日数がかかるものなのか、わからないですよね。

 

まず、専門用語の説明をします。種まきのことを播種(はしゅ)と言います。苗を育てることを育苗(いくびょう)と言います。

 

JA津軽みらいではこの播種適期(はしゅをするのに適した時期)は4月10日です。そして、田植適期(田植えをするのに適した時期)は5月20日です。つまり種まきしてから植えるまで、 育苗にだいたい40日くらいかかっています。

 

6月に苗植えをする小学校もあるため、それまで育苗していましたが、けっこう苗が伸びちゃいましたね…

   

 

質問②「育苗にもっとも適した気温や環境を教えてください!」

 

以下、佐々木さんの解説


   

育苗に最適な気温は、ステージごとにきめ細かく決められています。

  • ◆ 出芽、つまり芽がでるまでは10~35℃
  • ◆ 出芽から1.5葉までは5~30℃
  • ◆ 1.5~3.0葉までは5~25℃
  • ◆ 3.0~3.5葉までは5~20℃
  • ◆ 田植の適期は日平均気温が13℃以上

となる時期です。

 

育苗期間中は、温度管理との戦いです。ビニールハウスで育苗するのですが、晴れるとあっという間に50℃近くまでビニールハウス内の温度が上がる日もありますし、日が暮れると5℃を下回る日もあります。

 

地味で目立たない作業ですが、「苗半作」という言葉もあるほど、育苗はとても重要な工程なんです。

   

 

佐々木さん、詳しい解説、ありがとうございました!

 

みなさん、いかがでしたか? よくわかりましたか ? お米づくりの本当に最初の作業の解説ですので、この情報はたいへん貴重でしたね。

例年、小学校によっては、お米に関しての資料をつくって発表し合っているというところも見かけます。学習のご参考となれば幸いです。

 

今後もお米の魅力や米づくりの裏側などをミニ授業として“ごはん好き”のあなたにお届けします。

次回も乞うご期待!

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