基本情報

「生きる」 大川小学校 津波裁判を闘った人たち

2023.3.3

 小さないのちが遺した  伝えなくてはいけないこと。  忘れていけないこと。

監督:寺田和弘 プロデューサー:松本裕子 撮影:藤田和也、/山口正芳 音効:宮本陽一 編集:加藤裕也 MA:髙梨智史 協力:大川小学校児童津波被災遺族原告団、吉岡和弘、齋藤雅弘 主題歌:「駆けて来てよ」(歌:廣瀬奏) バリアフリー版制作:NPOメディア・アクセス・サポートセンター 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会 製作:(株)パオネットワーク 宣伝美術:追川恵子 配給:きろくびと 2022年/日本/16:9/124分 ©︎2022 PAO NETWORK INC. 2022年文部科学省選定作品

小さないのちが遺した 伝えなくてはいけないこと。 忘れていけないこと。

「なぜわが子が学校で最期を迎えたのか」

10年間にわたり、その答えを探して撮影し続けてきた親たちの記録

 

【上映スケジュール】

日程 場所
2月18日(土)~ 3月10日(金) 新宿K’s cinema
3月 9日(木)~ 3月31日(金) シネマ・チュプキ・タバタ

 

INTRODUCTION

「あの日、何があったのか」「事実と理由が知りたい」  親たちの強い思いが、10年にわたる唯一無二の記録となった

© 只野 英昭

2011年3月11日に起こった東日本大震災で、宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ、全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は未だ行方不明)と10人の教職員が亡くなった。地震発生から津波到達までには約51分、ラジオや行政の防災無線で情報は学校側にも伝わりスクールバスも待機していた。にもかかわらず、学校で唯一多数の犠牲者を出した。

弁護団はたった2人の弁護士 親たちが“わが子の代理人”となり 裁判史上、画期的な判決にーー

©2022 PAO NETWORK INC.

わずか2人の弁護団で、原告となった親たちは「金がほしいのか」といわれのない誹謗中傷も浴びせられる中、事実上の代理人弁護士となって証拠集めに奔走する。彼らにとって裁判で最も辛かったのはわが子の命に値段をつけなければならないことだった。それを乗り越え5年にわたる裁判で「画期的」といわれた判決を導く。親たちが撮り続けた膨大な闘いの記録を寺田和弘監督が丁寧に構成・編集、独自の追加撮影もあわせて、後世に残すべき作品として作り上げた。

© 飯 考行

© 飯 考行

COMMENT

映画「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たちより一部抜粋

全国民必見のドキュメンタリーです

—— 尾木直樹 (教育評論家/法政大学名誉教授)

 

生きること。忘れてはならないこと。私達にできること。

震災から11年が経った今も強いメッセージが伝わってきます。

—— 竹下景子 (女優)

 

自らの時代の不条理との関わり方を強く考えさせられる、

そんな力を持った作品だ。

—— 堤 幸彦(映画監督)

お問い合わせ

生活協同組合パルシステム東京 政策推進課
paltokyo-seisaku@pal.or.jp
東京都新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿7F
(月曜日~金曜日: 9:30 ~ 17:00)