お知らせ
【緊急声明】2026 年NPT 再検討会議の結果を受けて ~核兵器廃絶への歩みを止めない~
2026.6.1
2026年6月1日
2026 年NPT 再検討会議の結果を受けて ~核兵器廃絶への歩みを止めない~
生活協同組合パルシステム東京
理事長 西村 陽子
私たちパルシステム東京は、理念として掲げる「『食べもの』『地球環境』『人』を大切にした『社会』をつくります」に基づき平和政策を掲げ、子どもたちに安心して手渡せる未来に向けて、戦争の悲惨さや平和の尊さを学び、核なき世界の実現に向けて活動を続けています。
5月22 日、NPT(核兵器不拡散条約)再検討会議は、最終文書の採択に至らず実質的な進展を見せないまま閉幕しました。3回連続の不採択という報に接し、私たちは深い失望と、未来に対する強い危機感を抱かざるを得ません。国際情勢の緊迫化により核兵器の脅威がかつてないほど高まる中、核保有国をはじめとする国際社会が、またしても軍縮への決定的な一歩を踏み出せなかった事実に、強い憤りを覚えます。
当組合は、今回の会議に合わせて日本被団協と全国生協で構成される代表団に職員を派遣しました。現地の市民や次世代を担う学生、各国代表に向けて核兵器廃絶の声を直接届けるためです。「生きているうちに、核兵器のない世界を次の世代に手渡したい」―。平均年齢が85 歳を超えた被爆者の方々の言葉には、限られた時間への焦燥と、深い切実さがにじんでおり、その命を削るような訴えは多くの人々の心に刻まれました。核兵器の問題は、決して遠い国の政治ニュースではなく、私たちのくらしや子どもたちの未来に直結する、今まさに目を向けなければならない課題であると強く実感しています。
国と国との話し合いが難航し、一歩もすすまないように見える今だからこそ、私たち市民一人ひとりの声が、何よりも大切な希望になります。現地で世界中の仲間と手をつなぎ、平和への想いを共有してきた経験は、私たちパルシステム東京にとって大きな原動力です。
パルシステム東京は、日本生協連やパルシステムグループの仲間とともに、今回の結果への深い懸念を表明し、日本政府に対して、唯一の戦争被爆国として今年11 月から開催される核兵器禁止条約再検討会議への参加を強く求めます。
私たちは「被爆者の方々の切実な想い」をしっかりと受け止め、組合員とともに核兵器のない平和な未来をあきらめず、一歩ずつ歩みをすすめてまいります。
以上
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