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生協からのお知らせ

牛海綿状脳症(BSE)国内対策の見直しに係る食品健康影響評価案についての意見を提出しました。

2016年08月03日

8月3日(水)、パルシステム東京は、牛海綿状脳症(BSE)国内対策の見直しに係る食品健康影響評価案について、予防的な措置を要望する立場からパブリックコメントを食品安全委員会宛に提出しました。

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2016年8月3日

食品安全委員会 御中

牛海綿状脳症(BSE)国内対策の見直しに係る食品健康影響評価(健康と畜牛のBSE検査の廃止)案についての意見

生活協同組合パルシステム東京

理事長   野々山 理恵子

 私たちパルシステム東京は、「『食べもの』『地球環境』『人』を大切にした『社会』をつくります」を理念に、約45万の組合員が安心で安全な生活を願い活動をすすめている生活協同組合です。パルシステムでは生活者(消費者)のくらしと健康を守るために、生産者とともに食べものの安全性にこだわり、産直運動をすすめ、日本の食料自給率向上を目指しています。

 牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しについて以下、要望いたします。

 

 記

 

  1. 非定型BSEの評価とそれに基づく対策を要望します

    評価書にも書かれている通り、非定型BSEに関する知見は未だ十分とは言えません。これまで実施されてきたBSE検査が非定型BSEに有効か否かも疑問です。したがって、特に飼料規制が不十分な国のサーベイランスデータは信頼性に問題があります。非定型BSEのヒトへの感染性についても十分な知見があるとは言えません。非定型BSEについてさらに慎重に知見を重ね、非定型BSE患畜を確実に検出しうる方法を開発した上でサーベイランスを行なうことを要望します。規制の見直しはそれを基に行なわれるべきと考えます。

  2. 予防的な措置を要望します

    当初の全月齢から、20か月、36か月、48か月と、順次のリスク比較を行なうという手法は、BSEのリスクが定量性を以て実施できるような状況でないことを考慮すれば、規制を緩和するという方針が決まっていて行なわれたように見えます。不確実性が多いBSEの評価に当たっては、規制を安全側に取る予防的措置が必要です。BSEのサーベイランスのためには、まずは非定型BSEを確実に検出できる検査方法の開発が急務であり、その上で、現状把握のためにできるだけ広い範囲の検査を行なうべきと考えます。BSEの評価と規制検討のあり方を見直し、予防的措置を取られることを要望します。

  3. 米国産牛等の再評価、規制を要望します

    非定型BSEの検査に不確実性がある以上、飼料規制が未だ不完全な米国については、リスクの評価を正確に行なうことは困難と考えます。しかし、現在、BSEの規制緩和は「内外無差別」でなされています。米国のリスクについて、検査の不確実性を考慮して、再評価し、規制を検討されるよう要望します。

以上

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