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生協からのお知らせ

パルシステム東京は、農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課に対して、組換えDNA 技術応用飼料及び飼料添加物の安全性確認申請案件についての意見書を提出しました。

2013年01月23日

  パルシステム東京は、1月23日(水)に、農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課に対して、NON GMO推進及び、生物多様性確保や耕畜連携を推進している立場から、組換えDNA 技術応用飼料及び飼料添加物の安全性確認申請案件についての意見書を提出しました。

  パルシステム東京では、化学肥料や農薬、遺伝子組換え技術などを用いない「有機農業」を推進するために、2006年12月に施行された有機農業推進法の意義に反することからも、国の施策に一貫性が見られず、企業の利益のみに重きを置いた安易な承認といわざるをえません。
  遺伝子組換えについては【安全性の担保】【隔離ほ場における交雑の危険性(環境影響)】【種子の企業独占】)ですが、今回も前回同様に飼料に関する意見なので以下の3点に絞って意見書を提出します。

  1. 飼料の安全性
  2. 食品の安全性
  3. 生物多様性への影響

pdfファイルはこちらから 意見書

 


2013年1月23日

農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課御中

生活協同組合パルシステム東京
理事長  吉森 弘子

組換えDNA 技術応用飼料及び飼料添加物の安全性確認申請案件についての意見書

  私たち生活協同組合パルシステム東京は『「食べもの」「地球環境」「人」を大切にした「社会」をつくります』を理念に掲げた約42万人の組合員を擁する生活協同組合です。パルシステムでは耕作農家が休耕田を利用して飼料米を作り畜産農家に提供、畜産農家は糞尿などから肥料を作り耕作農家へ提供するなど「耕畜連携プロジェクト」として、生産者と共に食の安全や地域の資源循環型農業に取り組み日本の食料自給率向上を目指しています。作物や家畜の新品種の作出などに使用されている組換えDNA技術は、原子力発電技術と同様に、安全性が担保されている状況ではありません。人と自然環境に対して多大なリスクを生じるものと考えます。私たち消費者は可能な限り、安心して子どもたちへ与えられる安全な食品を求めています。そのため、家畜用に関しても遺伝子組換えでない飼料を追求しています。 今回、下記のとおりに意見書を提出します。

- 記 -

1, 組換えDNA技術によって得られた生物を含む飼料の安全性について納得できません わが国において食品専用GM農作物は安全性が確認されているため、飼料としての安全性にも問題ないということですが、食品としての安全性に疑問を持っています。遺伝子組換えにより新たな有害物質が生成されていた場合、肉、乳、卵など畜産物の安全性が確保されているとは考えられず、最終的には人にも影響を及ぼす可能性が否定できないので不安が残ります。

 

2, 食品としての遺伝子組換えの安全性について納得できません 組換えDNA技術の安全性は実質的同等性という安全評価で行なっています。これは従来の方法で安全性が確認できないことを取り繕い、コストを掛けずに形だけの安全性評価をするもので、私たちには安全の証とは考えられません。遺伝子組換え作物を作る時、元の遺伝子の何処に組み込まれたかはコントールや確認もできないため、有害成分が出来ている可能性もあります。私たちは、そもそも遺伝子組換え食品の安全性確認はできないと考えています。実質的同等性のような便法でなく、従来以上の方法で安全性を確認して示してください。

 

3, 遺伝子組み換え作物による生物多様性が失われるおそれについて考慮してください 遺伝子組換え作物が産生する殺虫成分、抗菌成分などが害虫・病害だけでなく、他の生物を殺すこと、除草剤耐性作物に使われる除草剤の生態系への影響、遺伝子組み換え作物の在来品種との交雑など、生物多様性を損ない、生態系に悪影響を与えることを懸念します。その点の検証が行なわれない限り、遺伝子組換え作物の導入は認められません。

 

以上

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