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生協からのお知らせ

福島支援カンパ金使途中間報告~未来の福島こども基金~

2013年06月18日

未来の福島こども基金

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1.  カンパ金の使途、活動の概要や結果評価について

■ 「福島の子ども保養プロジェクトin久米島 NPO法人 沖縄・球美(くみ)の里」の支援

福島第一原発事故によって汚染された土地にいまも多くの子どもたちが暮らしています。未来の福島こども基金は子どもたちの被ばく被害を予防するために保養プロジェクトに取り組んでいます。昨年には沖縄県久米島町に保養センター「沖縄・球美の里」の開設を支援し、現在も子どもたちの保養費を支援しています。パルシステム東京からいただいた「福島の子どもたちへの組合員カンパ」は「沖縄・球美の里」で子どもたちが保養するための保養費や運営費として使わせていただきました。

「沖縄・球美の里」は年間を通じて子どもを受け入れ可能な保養センターとして設立されました。ほぼ毎月1回、約2週間の日程で50名前後の子どもや母子を受け入れています。2012年7月に開所して以来、この5月までに11回の保養を行い、400名以上の母子が参加しました。

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保養の目的は、放射能に汚染された土地に暮らす子どもが身体の抵抗力をつけられるようにすることです。チェルノブイリの汚染地では、子どもたちは1年に1度、汚染されていない土地 のサナトリウムで過ごすことが国によって決められています。これまでのデータからは24日間の保養で内部被ばくのセシウムを25~30%減らせることがわかっています。加えて、放射能を気にすることなく土遊びをしたり海で泳いだりと屋外でのびのび身体を動かすことで、ストレスから解放され、免疫力が高まり、病気になりにくい身体をつくることができます。

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「沖縄・球美の里」では久米島の豊かな自然と触れ合うプログラムが多く用意されており、川に入って虫をとったり、磯で生き物を観察したり、海で泳いだりと全身を使って子どもが遊べるように工夫がされています。普段、放射能汚染によって外遊びの制限された環境にいる子どもたちには、このような自然と触れ合う機会がとても大きな経験になります。実際、参加者のなかには海に入るのが初めてという子どももいます。

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(写真)球美の里では保養を通じて徐々に明るく元気になって行く子どもたちの姿を見ることができます。</p>

子どもの保養費は無料です。原発事故で被災した子どもであれば経済的な事情にかかわらず参加できます。

子どもの保養には久米島への交通費や島での滞在費などを含め、子ども一人あたり5~7万円程度の資金が必要になります。また参加する子どもの募集や送り出しにかかわる業務は、福島県いわき市にある「いわき放射能市民測定室たらちね」内の「沖縄・球美の里」いわき事務局が担当し、その運営にも人件費や宣伝費などの資金が必要になります。それらの資金はすべて募金によって賄われています。

この度、パルシステム東京から頂いた「福島の子どもたちへの組合員カンパ」は、「沖縄・球美の里」の子どもたちの保養費と、いわき事務局の運営費として使わせていただきました。

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保養費としては、2012年11月7日~22日までの日程で行われた第6回の保養費と、2012年12月25日から2013年1月7日までの日程で行われた第7回の保養費の一部を支援しました。それによって赤ちゃん3名を含む70名の子どもたちの保養が実現しました。また第6回の保養には交通費を自己負担して8名の母親が付き添いとして参加しました。期間中は好天に恵まれ、毎日のように外遊びができ、子どもたちのなかには初めて逆上がりができるようになったり、自転車に乗れるようになったりした子どももいました。子どもたちからは喜びの声が、母親たちからは感謝と満足の声が寄せられました。

<第6回の保養に参加した母親の感想>

現在では球美の里が第2の故郷のように感じています。久米島の方々の思いやり、受け入れて下さる心にも感謝しています。とても素晴らしい所でしたので、多くの福島の子どもたちが球美の里を訪れて元気になってほしいと望んでいます。(いわき市Aさん)

2.  2013年度活動計画

  • NPO法人「沖縄・球美の里」の保養費の支援
  • NPO法人「いわき放射能市民測定室たらちね」の甲状腺検診プロジェクトの支援
  • 3.  パルシステム東京の組合員へのメッセージや抱負など

    ご支援いただいたことに心から感謝しています。いま福島では甲状腺がんの子どもが見つかり、これから放射能の影響による病気が増えるのではないかと懸念されています。私たち未来の福島こども基金は事故後まもなく福島県内の市民測定所に放射能測定器を支援するところから活動をはじめました。食品測定器とホールボディカウンターを募金によって購入し、市民測定所に贈ることで内部被ばくの防止を目指しました。つづいて「沖縄・球美の里」の保養支援によって子どもたちが健康を維持快復できるよう目指しています。

    この春からは福島での甲状腺検診プロジェクトの支援を開始しました。これは甲状腺の病気の早期発見と予防に役立てたいと考えたからです。私たちへの支援は子どもたちへの支援です。ご支援いただいた皆さまの想いを受け止め、いただいた寄付が子どもたちのために役立てられるよう大切に使わせていただきます。本当にありがとうございます。

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    NPO法人 沖縄・球美の里

    沖縄・球美の里ホームページへ

    平成24年12月に御支援のありました未来の福島こども基金からの100万円につきましては、球美の里東京事務局を通じていわき事務局に送金されました。使用の用途につきましては、同年5月から準備が始まった球美の里、子ども保養の受け入れに関する実費経費、人件費の一部として活用させていただきました。

    いわき事務局の球美の里の経費全般につきまして、それまではいわき放射能市民測定室の測定事業に対する寄付で立て替え金という形で補っており、前年度の実費経費と人件費あわせて約230万円となります。

    その中の100万円を、御支援による寄付金でまかなわせていただきました。前年度、決算ができあがりましたら、詳細のご報告をさせていただきます。資金のない中の、ご寄付でしたので、大変助かりました。ありがとうございました。

    NPO法人沖縄・球美の里いわき事務局  鈴木薫

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