お知らせ

新理事長就任・ごあいさつ

2025.6.11

平和と協同の精神を次世代へ つなぐ

   この度、理事長に就任しました西村陽子です。どうぞよろしくお願いします。

   国連が二度目の「国際協同組合年」と定めた2025年が到来しました。国際社会からも協同組合への期待と価値が問われています。

2025年は戦後80年となり、2024年のノーベル平和賞には日本原水爆被害者団体協議会が選ばれました。近年、ロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナ問題をめぐる戦闘など、平和を脅かす行為が相次ぎ、より一層平和への願いが強まっています。戦争や紛争のない世界と核廃絶に向け、ともに平和の尊さを次世代につないでまいります。

   深刻な自然災害も相次いで発生し、異常気象による農畜水産物の不作、不漁や為替変動による物価高騰も私たちの生活に大きな影響を及ぼしています。昨夏以降の米不足は「令和の米騒動」と呼ばれ、社会が混乱しました。今後の食料供給も不安定となることが懸念され、わが国の農・畜・水産業を守っていくために、私たちの行動がより重要となります。さらに環境問題や人権問題など課題が山積みです。

 

 

   生協は、よりよいくらしや社会の実現を目指して、消費者が出資して組合員となり、協同で運営・利用する非営利の組織です。

事業と活動の両輪のもと、一人ひとりを尊重し、つながりと信頼関係を大切にしながら、誰もが健やかに安心してくらせる社会を目指してともにすすんでまいりましょう。

穏やかで平和な生活を次世代へつなぐために。