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生協からのお知らせ

【開催報告】産直連続講座第2回 「産直カフェ♪『ぶどうの生産者と話そう! 』」 なかむら農園(デラウェア)

2016年09月27日

0920産直ぶどう1

9月20日(火)パルシステム東京は有限会社なかむら農園を講師に招いて『産直カフェ♪ 第2回「ぶどうの生産者と話そう!」』を開催しました。
参加者は26人。

第1回目(産直たまご)の様子はこちらから

 


なかむら農園の歴史とぶどう作り


はじめになかむら農園 仲村 正也氏から、なかむら農園のぶどう作りについてお話を伺いました。

 

仲村氏(息子さん)

なかむら農園 仲村 正也氏。代表取締役の仲村氏の息子さんです。

 

なかむら農園は大阪府羽曳野市にあり、明治17年からぶどうを栽培している生産者です。
デラウェアぶどうは明治30年頃から栽培を始めました。
パルシステムでは平成21年から取り扱いを開始しています。

 

 

ぶどうと言えば・・・山梨県?

 

ぶどうの産地というと山梨県や長野県を思い浮かべてしまいますが、大阪府羽曳野市の気候は
「降水量が少なく晴れ日が多い」
「温暖な気候である」
ことから、ぶどう栽培に最適です。
ぶどうは傷みやすく輸送が難しく、他府県のぶどうを持ち込むことがでなかったため、以前は大阪でもぶどう作りが盛んでした。しかし戦後の高度成長期に高速道路ができたことで他府県から新鮮な状態のぶどうが安く大阪に入ってくるようになり、大阪のぶどう作りは徐々に衰退していきました。
同時に大阪は工業化、都市化が進み、農地自体が少なくなりました。
その中でなかむら農園はデラウェアぶどう作りを続けてきました。

なかむら農園で使う肥料は市販の有機配合肥料に加え、1年かけて作る自家製の自然由来のたい肥を使っています。
この自家製の完熟たい肥で市販の肥料だけでは不足してしまうチッ素、カリウムなどの成分を補い、活力のある土壌を作り、健康な親木を育て、おいしい実がつきます。

 

 

種なしぶどうはどうやってできるの?

 

他に傾斜の急な場所での畑のビニール張りの苦労や、種なしぶどうにするためのジベレリン(植物ホルモンの一種)処理などについて話していただきました。
デラウエアぶどうは、はじめから種がないぶどうなのではありません。
実がなり始めたあとの限られた期間の湿度と気温が適した日に、一房一房を手作業でジベレリン溶液というものに浸してはじめて種なしぶどうができるのです。
一日中上を向いての大変な作業です。

ジベレリン&ぶどう


ジベレリン処理のようす。一日中この体勢で作業します。

ぶどうは木に近い「上」が甘いので、「下」から食べると

  甘みがうすまらず最後までおいしく食べられるそうです。

 

 

ぶどうジュースをみんなで作ります♪


次に場所を移し、なかむら農園のデラウェアを使ったぶどうジュース作りを行いました。
なかむら農園のおいしいデラウェアを収穫時期ではない9月に味わうため、今回はジュースにして試食することにしました。

ぶどうジュースレシピ

材料(1人分) ぶどう:500グラム

作り方

①ぶどうを水洗いし、軸を取りボールに入れつぶす。

②つぶしたぶどうを布でこす。
③ビンに布でこしたジュースを入れる。
④ふたをしないで熱湯に入れ、煮沸する。
⑤温度計をビンの中に入れ、90℃以上になったら取り出し、軍手をしてしっかりふたをして
粗熱が取れるまで横にして置いておく。
⑥水で冷やしてできあがり。
※早く冷やしすぎるとビンが割れることがあるので注意すること。


デラウエア

今は収穫時期ではないため、冷凍のものを使います。

 

ぶどうジュース作り

ぶどうをつぶして布でこしたものを瓶詰めして熱を加えます。

 

 

ぶどうジュースできたてはとても熱いため、なかむら農園で同じレシピで作っているジュースを試飲しました。糖度がとても高く、とてもおいしいジュースです。参加者の希望でできたての熱いぶどうジュースも試飲しました。これが酸味と甘みのバランスがとてもよく、おどろきのおいしさでした。

 

 

 

 

 

 

最後に参加者と生産者でグループトークを行い、日頃思っていることや質問などを直接生産者に聞くことができました。

グループトーク

 

企画に参加して


参加者からは
「ビニールハウスの設置や、ぶどうを種なしにするためのご苦労に頭が下がります。」
「これからいただくぶどうがいっそうおいしくありがたくいただけると思います。」
「作業があると交流が深まります。グループトークもはずみました。」
などの感想をいただきました。

 

 

「産直カフェ♪」の今後の予定


パルシステム東京では、このあとも産直カフェ♪を開催します。

第3 回 10月18日(火)「お米の生産者と話そう!(米)」NPO法人謙信の郷
申込み・詳細はこちらから

第4回 11月29日(火)「土づくり、有機と化成肥料の違い。 有機栽培を始めたきっかけ(野菜)」有機栽培あゆみの会

第5回 12月20日(火)「飼料のこだわりや牛肉全般の学習(牛肉)」株式会社すすき牧場

詳細は決まり次第ホームページ、「週刊WITH YOU」などで紹介します。 ぜひご参加ください。

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