お知らせ

2017年 新年のご挨拶

2017.1.1

あけましておめでとうございます

  昨年も、みなさまとともに事業も活動も順調に進めることができました。組合員のみなさまをはじめ、職員、生産者、協力会、市民団体など、関わりのありましたすべてのみなさまに感謝を申し上げます。

 

食卓から日本の農業を応援します

  昨年も、賞味期限切れ食品の転売事件など、食をめぐる問題が起きました。そんななか、私たちは、力を合わせて食の安全に取り組んできました。「遺伝子組み換え表示の拡充を求める署名」は、全組合員に署名用紙を配付し、約4万筆の署名が集まりました。またパルシステムグループで行っている、私たちの選んで買う力で社会を変えようという「『ほんもの実感!』くらしづくりアクション」にも、多数ご参加いただきました。



  自然災害も日本各地で続くなか、熊本地震緊急支援募金には8,500万円以上の想いが寄せられ、被災県に届けることができました。一方で、大雨の被害による収穫不足。青果の欠品もありご迷惑もおかけしましたが、産地支援や公開確認会などを通して、産地とのつながりも再確認できました。
  その資源循環型農業を衰退させ、地域をおろそかにし、格差を拡大するTPPには、一貫して仲間とともに反対の声をあげ続けています。国際的な連帯をつくるとともに、地域で学習を積み重ねるなど、地道な活動も行ってきました。

くらしと地域・社会を支えます

  高齢者などの「見守り協定」も、東京都および43市区町村(2016年11月現在)と締結。配送現場で気づいた組合員の異変を、離れて住む家族に連絡する「見守り安心サービス」も、10月から登録受け付けを開始しました。
  脱炭素社会に向けたパリ協定も発効し、持続可能な社会に向けた動きが世界で展開されています。パルシステムも、再生可能エネルギーを中心とした電力の組合員への供給を開始。脱原発社会の実現に向けて歩み出しました。
  協同組合として、持続可能なくらしと社会を子どもたちに残せるよう、今年もみなさまとともに、力を合わせていきたいと思っています。

  本年もよろしくお願いいたします。

2017年1月  生活協同組合パルシステム東京
 理事長  野々山 理恵子