【追悼】中村哲医師の訃報を受けて

長年、アフガニスタンで医療支援や灌漑事業などに尽力された中村哲医師と、現地の同行者の方5名が凶弾に倒れ、逝去されたという報を受け取りました。

突然の出来事に口惜しさと哀しみで言葉になりません。

私たちはあらゆる暴力行為に対し、断固抗議するとともに、このような卑劣な行為が二度と起きないことを心から願います。

中村医師の「100の診療所より１本の用水路を」という言葉は、紛争や貧困を根本から解決し、真に生活再建を果たさんとする思いの表れでした。

当組合では、そのような中村医師の思いに賛同し、2002年から「平和カンパ」活動を通じて、毎年、多くの組合員が支援と交流を続けてまいりました。

中村医師の遺志を受け継ぐ活動に、引き続き当組合は賛同の意を表します。

また、平和な世界に向けて、組合員とともに力を尽くしていくことをお約束します。

ご冥福を心からお祈り申し上げます。

生活協同組合パルシステム東京
理事長　松野 玲子