【ハートでコミュニケーション】息子がおもちゃを乱暴に扱うのが気になっています。

　息子・Ｒくん（6歳）は、戦隊もののテレビが大好きで、たくさんのおもちゃを持っています。

楽しそうに遊ぶ息子をかわいく思う反面、Ｙさんはすこし気になっていることがあるそうです。　

遊んでいるときに乱暴に扱ったり、投げてどかしたり、戦う遊びのおもちゃですが、すこし目に余ります。

「壊れてしまうから大事に遊ぼうね」と声をかけても、「いっぱいあるからいいもん」と言って、聞く耳をもたないとか。

安易に人にあげようとすることもあり、その行為も気になっています。　来年からは小学生。

物を大切にすることの大事さや、ていねいに扱うことを知ってほしいと思っているＹさん。

やんちゃ盛りのＲくんに教えるのは、なかなかむずかしいですよね。

　おとなでも同じですが、たくさんあると大切にする気持ちは薄まります。

Ｒくんがかわいくて、おもちゃを買い与えてしまうことの多い夫にも、協力してもらえるよう話してみましょう。　

Ｒくんには所有するおもちゃの数を限定するようにし、遊んだあとは片付けようと伝えましょう。

定位置（居場所）を決めて、「遊んだら、ここへ戻してあげようね」「おもちゃも遊んだあとは疲れているよ」など、物の気持ちをいっしょに考えて話し合ってみませんか？どうしたらおもちゃは喜ぶか、Ｒくんが自分で想像できるとうれしいですね。　

また、買い与えられた物だけでなく、Ｒくん自身がほしい物を選ぶようにするのもひとつの手。おとなが見守りながら、しんぼう強く「物を大切にする」思いを伝えていけたらいいですね。