【ハートでコミュニケーション】家事をするのは私ばかり。たまには「ありがとう」のひと言がほしい

「こんなときどうする?」「みんなで話そう」電話相談員にゃんこと考えよう「ハートでコミュニケーション」
さて、今月のお悩みは…?

さて、今月のお悩みは…?

イラスト/のはらあこ

イラスト/のはらあこ

あたりまえと思われるのはさびしい

 パートで働きながら、家事をしてきたNさん。家事は自分の分担と思ってやってきたけれど、夫や中高生の2人の子どもはあたりまえのような顔。
やることは無限にある家事に、「ありがとう」のひと言があってもいいのになと、このごろ思ってしまいます。
家の中が快適に過ごせるのはNさんのおかげ。当然のように思われるとさびしい気持ちになりますよね。
とくに家事は休みがなく、報酬があるわけでもないので、家族が喜んだり感謝を伝えたりしないかぎり、やる気が出なくなってしまう気持ち、とってもよくわかります。
 まずは自分自身を認め、しっかり肯定してあげましょう。ときには「今日の夕飯作りはがんばりました!」など、家族の感謝の言葉を引き出す言葉を、ユーモアを交えて伝えてみてもいいのでは?

感謝を伝え合う家族関係を

 Nさんのお子さんは中高生。子どもが大きくなり、家族の関係が次のステージに進んでいるのかもしれません。
自分のこれからや楽しみに目を向けることも考えてみませんか?
地域の活動や趣味のサークルなど、夢中になれる自分の居場所をもつのもいいですね。
 言葉にしないと伝わらないこともあります。
年度始めや自分の誕生日などを節目に、家族に今の自分の気持ちや不満、「ありがとう」と言ってほしい気持ちを素直に伝えてみてもいいかもしれません。
 家族の関係は変わっていきますが、感謝し合える関係は続けていきたいもの。
自分からどんどん「ありがとう」を伝えることも大事です。感謝の気持ちを伝え合う習慣は、家族の関係をよくしてくれますよね。
自分が明るく過ごせる家族のあり方を探していきましょう。

みんなはどう思う?にゃんこたちに聞きました

みんなはどう思う?にゃんこたちに聞きました

 

 

「ありがとう」って言ってほしいよね。わかる~

 

 

思っていてもわざわざ言わないんだろうね

 

 

家事も立派な労働。お給料もお休みももらっちゃお!

 

 

感謝の言葉はたまに言われるからうれしいのもあるよね

「ありがとう」の言葉を伝え合い、自分が笑顔でいられる生活スタイルを見つけよう
自分の気持ちを伝えてみよう

自分の気持ちを伝えてみよう

〈監修〉一般社団法人くらしサポート・ウィズ

くらしの相談ダイヤル03-6205-6720

※相談は無料 月~金:10時~16時30分