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エコ&ピースナビゲーター【平和編】デジタル

特集:共感と共創の時代を担う若者たち

Vol.25 核兵器廃絶へ 10代がつむぐ平和へのメッセージ・エコ&ピースナビゲーター

Vol.25 核兵器廃絶へ 10代がつむぐ平和へのメッセージ

高校生平和大使

目次

目次

Vol.25 核兵器廃絶へ 10代がつむぐ平和へのメッセージ

■特集:共感と共創の時代を担う若者たち

・高校生平和大使寄稿

・高校生1万人署名活動

・被爆「クスノキ」って?

・アンケート

高校生平和大使寄稿(全文)

被爆地・長崎の願いを世界に伝えたい

たちは、今年度「第23代高校生平和大使」に選出された長崎の4人の高校生です。高校生平和大使は1998年のインド/パキスタンの核実験を契機に始められました。被爆地長崎より被爆地の願いを世界に伝える事が目的です。これまで22年間で、約200人の高校生平和大使が国連をはじめとして、世界各国に派遣されて「世界の平和を願う思い」を伝えてきています。

このような高校生平和大使の活動は、最初は注目されることもなかったのですが、毎年の高校生平和大使の先輩方の必死の訴えは国連や国際社会にも大きな影響を与えるようになりました。この高校生平和大使が契機となって、高校生自身の取り組みである「高校生1万人署名活動」が生まれました。2018年からは、国際的な評価の表れとしてノーベル平和賞にノミネートされました。残念ながら受賞は逃しましたが、国際的な認知度の高まりが感じられました。

高校生平和大使の活動の目的としては、次のことがあげられます。

①核兵器廃絶と世界の平和を願う長崎・広島・日本の市民の声を世界に届けること。

②国連に高校生1万人署名を届けること。

③核兵器廃絶に向けての国際協力・国際連帯の基盤を作ること、です。

今年も、全国から28人の高校生平和大使が選出されました。北は北海道から南は九州各県まで、全国に活動は拡がりました。従来であれば8月15日から、ジュネーブを訪問する予定でしたがコロナウイルスの感染の拡大で海外での活動が出来なくなりました。

被爆75年、被爆者が高齢化し、私たちが被爆者の声を生で聞くことができる最後の世代です。その大切な年に、たいへん残念ですが、私たちはオンライン会議やデジタル署名に活路を見出そうとしています。6月にはハワイの高校生とオンライン学習会を開きました。そして、原爆投下や真珠湾攻撃について、学び、意見交換を行いました。私たちのスローガンは「ビリョク(微力)だけど、ムリョク(無力)ではない」ということです。私たちの活動の先輩が創った言葉ですが、苦しいときにはこの言葉を思いだし、困った時は被爆者の言葉を思い出しながら、大きな目標に向かって、小さな努力を積み重ねています。世界には1万4000発もの核兵器が存在します。ピーク時には約7万発も核兵器がありました。

年初めに予定されていた核拡散防止条約(NPT)再検討会議も延期になりました。私達も訪米の予定でした。核兵器禁止条約も依然として発効されません。

広島や長崎の2度と人類が味あうことのないように、私たち若者の力を結集して、世界の平和の実現を目指したいものです。「継続は力」とも言います。どんな小さい力でも、歩みを止めることなく進みたいと思っています。私たちのスローガンは、先輩がつくったもので『ビリョクだけど、ムリョクではない』というもので、代々受け継がれています。私たちの力は小さいかもしれませんが、核兵器廃絶と平和な世界の実現という大きな目標に向かって歩みを進めていこうと思います。

 

第23代高校生平和大使

・西村優香 活水高校3年

・大隈ゆうか N高校2年

・大澤新之介 鎮西学院高校2年

・鹿摩瑠花 長崎東高校2年

高校生平和大使



高校生1万人署名活動について

校生1万人署名活動は、今年で20年目の活動を続けています。「高校生平和大使には選出されなかったが、自分たちに出来る平和活動をしたい」という高校生の自主的な活動としてはじまりました。高校生平和大使はこれまで約200人が活躍してきました。それを支える『高校生1万人署名活動』は、全国で述べ3,000人の高校生が取り組んできました。夏の暑い日も、冬の寒い日も、20年間、欠かさずに活動を続けています。署名の累計は、2,001,235筆になり、国連に大きな影響を及ぼすまでになりました。時には『高校生に何が出来るか』とか『高校生のくせに』とか、冷たい言葉をかけられることもあります。しかし、大半の人からは『がんばってね』、『未来の平和はあなたたちにかかっている』、『平和の実現のためにがんばりましょうね』とかの励ましの言葉があります。今年はコロナ禍で思うように活動が出来ませんが、デジタル署名にも挑戦して、活動の幅を広げようとしています。いつの日か、平和な世界が実現することを信じています。

 

高校生1万人署名活動実行委員会の高校生一同

被爆「クスノキ」って?

爆心地にほど近い山王神社の境内入口には大きな2本のクスノキがあるんだ。
1945年8月9日、長崎市上空で炸裂した原子爆弾で、幹に亀裂が入り、枝葉も全部吹き飛ばされ、熱線で焼かれて黒こげになったんだ。その後、奇跡的に新芽を芽吹かせた2本のクスノキの強い生命力に長崎市民は勇気づけられてきたんだ。
そして1969年には、長崎市の天然記念物に指定されたんだ。長崎市出身の福山雅治さんの楽曲『クスノキ』のモデルにもなっているんだよ。
長崎に行く機会があれば、ぜひ訪おとずれて見てね。

被爆クスノキ

被爆「クスノキ」

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