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半世紀前の蝶の図鑑

2010年06月18日

image

(写真はモニタリングの途中で出会ったハコネウツギに訪れたクマバチ)

 

私の使っている蝶の図鑑は原色日本蝶類図鑑(保育社 昭和31年版)です。

50年以上前のものですが、まだまだ現役です。この図鑑の解説文は最近の図鑑

には見られない、ロマン溢れる文学的な文章ですので、一部を紹介します。

 

ツマグロヒョウモンの解説文から

・・・略・・・雌雄の相違はきわめて明らかで「ツマの黒い豹紋蝶」は雌の翅紋に

よって名づけられる通りである。印度やスマトラに産する本種には、ナガサキアゲ

ハに見るように雌に2つの型を生じ、1つは雄型でその姿は「男装の麗人」ともいう

べきか。・・・略・・・

 

ゴマシジミの解説文から

・・・略・・・蝶の社会にも神の摂理にもとる「忘恩と反逆」ともいうべきの

運命の悲劇に生涯を約束されるものもある。ワレモコウの花穂に産みつけられた

ゴマシジミの卵は、孵化するとやがて花茎に穿孔して子房に潜入し、4齢に達して

地上に降りると、クシケアリに助けられ地中の巣の中に「冬の宿」を与えられる。

ゴマシジミの幼虫はひそかに蟻の幼仔を殺食して成長し、翌春に蟻の巣中で蛹

化する。やがて羽化期の7月から8月の初め、ひそかに脱皮して地上に這い出し

自由な地上の飛翔生活へ逃げ出す。しかしこの因果な宿命も蟻の親達は、ゴマ

シジミの体から分泌する甘い蜜に眩惑されたあやまちを知る由もない。

 

蝶に夢中だった頃、この図鑑の解説文をわくわくしながら読んだのを思い出しま

すが、これが蝶に魅せられた原点だったのかもしれません。

                                                                  【調査員番号 0287】

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