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さんちょくの~と(産直農都)

【イベントレポート】「北海道富良野農場と北広島宮北牧場へレッツ・ゴー!」その2 宮北牧場編

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  8月23日(金)~25日(日)、 パルシステム東京は産地交流企画「北海道富良野農場と北広島宮北牧場へレッツ・ゴー!」を開催しました。
後半は北広島市、宮北牧場での産地交流の様子をレポートします。

→イベントレポート#1「富良野青果センター編」はこちら

 

|事前学習会で、コア・フード牛への理解を深める

  産地交流2日目の夕方からは北広島市へ移動し、牛肉についての学習会を行い、輸入飼料に頼らない、牛の生理に合った飼育と、肉そのものの味を大切にするパルシステムのコア・フード牛の取り組みについても理解を深めました。

wariisisan

パルシステムの精肉部門を担う子会社㈱パル・ミートの割石氏

 

  宮北牧場の宮北社長からは、牧場に行く前の事前学習会として宮北牧場の歴史、アンガス牛についてお話していただきました。

宮北様

宮北牧場の宮北 輝社長

50年以上の歴史があり牧草地70町歩(東京ドーム15個分)、飼料用のデントコーン圃場16町歩を経営する宮北牧場は、コア・フード牛肉の産地としてアンガス種牛の繁殖・育成から肥育までの一貫生産を行っています。また和牛の繁殖や、飼料用作物の生産を手がけています。

  繁殖牛(メス)と子牛は群れで行動し、草を食べながら8ヵ所ある牧場を1ヶ月かけて回ります。
宮北牧場では天候と時期、草地面積により草をどのようにして、常に食べさせるかを考えて放牧を行っています。

  「子牛は母牛の母乳と牧草で育ちます。初乳には子牛の免疫力向上などの必要な栄養が含まれます。母乳を飲み、母牛の愛情を受けて育つことは、精神の安定にもつながります。」と宮北さん。

ちなみに、アンガス種牛は群れで行動するので放牧に向いていますが、黒毛和牛は群れで行動しないので放牧はできない。
分業ではなく、宮北さんが牛の生産のすべてに関わることでその牛の特徴を知り尽くしているので、その牛にあった飼育をすることができるのです。

  飼料は牧草の他、敷地内で栽培しているデントコーン、北海道札幌市のビール工場のビール粕、恵庭市のコロッケ工場のじゃがいもの皮、千歳市の豆腐工場のおから粕などの食品副産物を活用し、国内(道内)飼料自給率100%です。

「配合穀物飼料は電話をすればすぐ海外から届きます。でも私の求めていることは、そんなことではないんです。組合員も望んでいないと思います。地域の中で捨てるものを食べるお肉に変換する、新しい取り組みに挑戦しています。」と宮北さんは力強く話します。

学習会 看板

学習会の中で触れた、牧場の敷地内のパルシステムの看板

 

  参加者から「大切に育てた牛を出荷するときは、どんなお気持ちなのですか。悲しい、かわいそうと思うのでしょうか」という質問がありました。
宮北さんはまっすぐなまなざしで「私は悲しいとは思わないです。死産や生まれてすぐ死ぬ牛、放牧中の事故で死ぬ牛などはたくさんいます。その中でお肉になるために生まれて、30ヶ月愛情いっぱいで健康に育ち、無事に送り出せるということは、その牛はすごく幸せで、そしてその牛の寿命を全うしたと考えます。」と話し、参加者は生産者の命についての思いを聞くことがでました。

 

牛の親子と一緒に、牧場の中を歩く

宮北1

  産地交流最終日、宮北牧場で牛と一緒に牧草地を歩きました。

  広々とした牧草地は、大人も子どもも気持ちいい!牧草地は数種類の芝やクローバーを組み合わせて雨で流れないように植えています。
母牛と子牛はいつも一緒。ちょっと子牛が離れると母牛が心配そうに鳴き続けるのを見て、子牛が愛情いっぱい、幸せに育っているのがわかります。

牛 親子

繁殖時は雌牛の群れの中に雄牛が一頭だけ放たれます。厳しい冬に子牛が生まれないよう繁殖の時期を調整しています

 

  見学後は宮北牧場で懇親会をかねたバーベキュー。おいしい牛肉に舌鼓を打ちながら、今回の産地交流を振り返りました。

集合

 

|参加者アンケートから

  参加者のアンケートからは、

「安全性の高い野菜や牛肉を購入するのは、難しい時代になりました。今回生産者にお会いして、顔の見える関係を少し築くことができました。今後も継続して買い支えようと思いました。」

「産地の方々の熱い思いを肌で感じ、また安全をこの目で確認し、とても有意義な2日間でした。」

「宮北さんのような人間味あふれた生産者にお会いできて、とても感動しました。」

「生産者のみなさんが、強い信念とパッションをもって、農作、畜産に携わられていることが、今回の3日間でしっかりと伝わってきました。消費者としてもよく考え、感じ、何を選択していくべきかの判断ができるようになった気がします。」

などの感想をいただきました。

  パルシステム東京は、これからも産地と組合員をつなぐ取り組みを進めていきます。

 

【予約登録して購入する「コア・フード牛肉セット」】

牛は繁殖から出荷するまで約4~5年かかります。生産者が4~5年先に出荷する牛の生産に安心して取り組むためには、消費量の見込みも安定していなければなりません。
パルシステムの「コア・フード牛肉」では自動継続の事前登録制度を導入し、牛肉の各部位をバランスよく消費して、安定・継続的な牛肉生産を支えています。
※予約登録の受付等は、7~8月に配付の「産直通信」などをご覧ください。

 

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