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東日本大震災復興支援活動 Pray for Japan

福島の子どもたちを守るため、3つの活動団体に総額1,315万6,300円を贈呈しました

2012年12月04日
   11月22日(木)、パルシステム東京は、新宿本部で10月8日~26日に取り組んだ「福島支援カンパ」の贈呈式を開催しました(贈呈先関係者:9名、パルシステム東京役職員37名が出席)。
   この「福島支援カンパ」には、延べ1万1,344名の組合員が参加し、総額1,215万6,300円のカンパ金が寄せられています。カンパ金贈呈にあたっては、パルシステム東京が城南信用金庫様にお預けしているボランティア預金の利息分100万円も合わせて贈呈しました。

【福島支援カンパ贈呈式】

   冒頭、パルシステム東京理事長の吉森から、福島の支援は今やらなければ絶対に間に合わないという支援の必要性の訴えと、短い期間に多くのカンパを寄せてくれた組合員への感謝の言葉。そして活動団体へ「組合員の思いを込めたカンパ金を、是非、福島の子どもたちを放射能から守る活動に役立てていただきたい」との挨拶がありました。
   これに対し、各団体代表からは「福島県の子どもたちを放射能から守るために誠実に活用させていただきます」との宣言と、それぞれの活動と今直面している課題について説明がありました。情報開示の不足、不安を抱えて暮す市民の声に耳を傾けない行政と、そのような福島の現状を伝えようとしないメディアへの不信は、各団体とも共通した訴えでした。

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  写真左  会場の様子    写真右  吉森理事長



1、未来の福島こども基金

はじめに、黒部代表から「吉森理事長もおっしゃっていたように『今やらないと間に合わない』との思いから、昨年は福島から逃れられない子どもたちのために、まず内部被ばくを調べるための測定器設置の支援をはじめました。その後、他団体でも次々に始まりましたので、先頭の役割は果たしたと思います。次に、チェルノブイリの経験から、少なくとも年に一回は福島を離れ保養することが内部被ばくを減らすために必要なので、2012年7月5日に沖縄の久米島に「球美の里」をオープンしました」と、これまでの活動についてのお話がありました。

続いて、世話人の津布久氏から「球美の里」の活動や運営について説明がありました。子どもたちが放射能で汚染されていない土地でのびのびと遊ぶことでストレスから解放され、汚染されていない食べ物を食べることで体内被ばくの進行から解放され抵抗力・免疫力を高めるために設置したこと。施設の維持費や運営費、子どのたちの旅費・滞在費は活動に共感した人たちの募金で賄われているが、2週間の保養にかかる費用は約250万円(1人当たり約5万円×50人)、年間では3,000万円を超すため、引き続き、資金集めとボランティアスタッフの確保が課題であることなどについてお話がありました。

カンパ金贈呈学:445万2,100円(うち、40万円はボランティア預金利息分から)

<団体情報>
未来の福島こども基金HP

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写真右   左から代表:黒部 信一氏、  世話人:津布久 賢三郎氏、  世話人:向井 雪子氏

 


2、子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト

和田共同代表からは「3.11後の原発災害に続く福島第一原子力発電所の爆発以来、多くの母親たちは、政府やメディアの繰り返す『安全』『大丈夫』を信じることができず、子どもを守るために必死に放射能について勉強し、自分たちで測定を始め、保育園、幼稚園や学校、自治体や国に働き掛ける活動を行ってきた」とのお話がありました。低線量の長期被曝が安全とは言い切れない中、テレビなどのメディアが被災地に住んでいる人たちの放射能被ばくのことをほとんど報道していない現状に対し、WEBを見ない人たちにも情報を伝えるために発行したのが情報誌「ママレボ」。今後も、健康アンケートや勉強などを開いて、真実を伝える活動に取り組んでいくとのお話がありました。

また、プロジェクトのカウンターパートナーの一つ、3a郡山の野口代表からは「行政の安全、安心キャンペーンに対して『これはおかしい』と声を上げるのが難しくなってきているが、座談会から声を拾い上げて、行政に伝えていきたいと思う。子育てしかしたことのない主婦の集まりだが、まだまだやらなければならないことが多いと思うので、今後も支援をお願いします」との訴えがありました。

カンパ金贈呈学:435万2,100円(うち、30万円はボランティア預金利息分から)

<団体情報>
子どもたちの健康と未来を守るプロジェクトブログ
3a郡山HP

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   写真右   左から共同代表:和田 秀子氏、   3a郡山代表:野口時子氏

 


3、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク

佐藤代表から「福島県の状況がどうなっているのかわからない中、100ミリ(シーベルト)安全キャンペーンが始まったが、母親たちはとても不安であった。そこで、自分たちで測定をしたら福島県の79.5%が被曝地域、それをHPで公開したらあっという間に不安の声の書き込みがあった。福島ネットワークの立ち上げを告知したら、5月1日は250名が集まり、福島のネット普及率は3割と言われる中、登録者は1,000名を超えました」と当時の状況についてお話がありました。

「自分たちが今すぐできることは何か?」を考え、現在は4つのセクション、1. 防護セクション(被ばくはさせない)、2.行政対応セクション(どうやって行政に 働きかけるか)、3.情報セクション(メーリングリスト・たんがら発行)、4.保養(人と人をつなぐ保養プログラム)を実施している。当初は除染作業もしていたが、除染は被ばくをともなうので現在は活動から外しているとのこと。今は、保養プログラムの情報を県内の多くの人たちにどうしたら伝えられるかを考えている。特に高校生の保養が著しく少ないので相談会等を開く予定でいるとのことで、様々な団体の協力も得て、今年は約3,000名の子どもたちを保養に出し、年間を通して保養を受けられる場所を長野と佐渡に確保できたとの報告がありました。

カンパ金贈呈学:435万2,100円(うち、30万円はボランティア預金利息分から)

<団体情報>
子どもたちを放射能から守る福島ネットワークHP

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写真右   代表:佐藤 幸子氏

 


  閉会にあたっては、パルシステム東京専務理事の佐藤から「組合員から預かった大事なカンパ金をすばらしい活動をしている団体の皆さまにお渡し出来て安心したこと」「11月22日に子会社の(株)うなかみの大地とともに日本初となる新電力を創設、今後パルシステム東京は原発に頼らない"地域に根ざした再生可能エネルギー電力"にシフトしていくこと」そして「脱原発運動検討委員会にて、パルシステムは福島の子どもたちへの支援継続を確認したこと」の3つの報告の後、贈呈式開催日(11月22日=いい夫婦の日)にちなみ「みなさんとは"いい夫婦"のような関係でともに支援を継続していけるよう、これからも期待しています」との挨拶で閉会しました。

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写真左 閉会の挨拶をする佐藤専務     写真右  福島支援カンパ贈呈団体のみなさん

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