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平和

【開催報告】農民発電で地域再生~福島と東京でつながろう~

2016年10月18日

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2016年9月23日(金)、パルシステム東京新宿本部で、「農民発電で地域再生~福島と東京でつながろう~」を共催し、57人(組合員10人、役職員14人、その他関係団体等33人)が参加しました。

(共催団体:パルシステム東京、アーユス仏教国際協力ネットワーク、APLA/あぷら、日本イラク医療支援ネットワーク)

 東京電力福島第一原発事故後、エネルギーの地産地消を目指して、農地の上にソーラーパネルを設置する取組(ソーラーシェアリング)の実現に動き始めたパルシステムの産直産地・二本松有機農業研究会。

今回のイベントは、その取り組みを応援するキックオフイベントとして開催しました。

 

「私たちの選択が未来のエネルギーを変える」・吉原毅氏

2-DSC01058SS.jpg基調講演は、企業経営者として真っ先に「脱原発」を宣言し、クリーンエネルギーの導入を推進してきた城南信用金庫相談役・吉原毅さん。

「私たちの選択が未来のエネルギーを変える」と題し、金融機関の動きがエネルギー戦略にも影響していることなどについて、お話しをいただきました。

また、営農型発電(ソーラーシェアリング)について、日本には約460万haの農地があり、仮に全ての農地で営農型発電の実施ができれば、原発1840基分にもなり得ることをご紹介いただきました。

 

 

 

農民発電で地域再生!二本松有機農業研究会の取り組み

その後、二本松有機農業研究会の生産者・大内督氏、飯舘電力・近藤恵氏より、ソーラーシェアリングの概要について説明がありました。

震災後の産地の思いのひとつは、地域内でのエネルギーの自給。東京の資本ではなく、自分たちの手を使ってエネルギーを創ろうとの思いからエネルギー事業の実現に乗り出した熱い思いをお話しいただきました。

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▲二本松有機農業研究会の生産者・大内督氏。母の体調不良を契機に有機農業を志すようになった父・大内信一氏の志を引き継ぎ、有機農業に取り組んでいます。農産物の栽培には懸命に取り組んできたが、エネルギーは人まかせにしていた、との思いから、自分達の手によるエネルギー事業に踏み出した、と言います。

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▲震災当時は二本松有機農業研究会の生産者で、その後、エネルギー事業に携わる飯舘電力・近藤恵氏。原発事故が起こり、一番辛かったのは、野菜を届けた方の喜んでくれる顔が見られなくなったこと。震災後、エネルギー部会を立ち上げ勉強を重ねてきており、今後は、持続可能な農業とともに、再生可能エネルギーを消費者に届けたい、と語りました。

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▲二本松有機農業研究会の生産者も多数ご参加いただきました。写真右から2人目は、大内信一氏。「再生可能エネルギーと安全な農産物の生産は時代の要請」と語りました。

 

参加者からは…

〇難しい経済の話をユーモアも交えてお話しいただき、とても分かりやすかったです

〇金融から見る世界史という視点は興味深く、もっと知りたいと思いました

〇ソーラーシェアリングのプロジェクトは夢を感じさせてくれますね

〇生産者の方々の熱意が伝わってきてよかった

〇ソーラーシェアリングの取組の今後を継続的に報告してほしいです

…などの感想が聞かれました。

イベント終了後には、二本松有機農業研究会の人参ジュースや、売上げの一部がソーラーシェアリング事業に充てられる「カカオクッキーWa」(アーユス、APLA、JIM-NET共同開発)などの販売も行われました。

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▲「カカオクッキーWa」は、インドネシア・パプア州の先住民族が丁寧に育てたカカオを原料に、福島にある障がいをもった方達の福祉施設で手作りされています。パッケージには、イラク戦争で使われた劣化ウラン弾が原因でガンになった子どもたちが描いた絵を使っています。

福島原発で発電した電力を消費してきたのは、東京電力管内に住む私たち。こうした関係性を変えていくためにも、”東京”にいる私たちが福島の農業生産者が始めるエネルギー創出の動きを支え、共に創っていきたいとの思いを込めて、開発されました。

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