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平和

2015年度平和カンパ活動報告~パレスチナ子どものキャンペーン~

2016年06月24日

特定非営利活動法人パレスチナ子どものキャンペーン

 

2015年度「平和カンパ」活動報告書

「パレスチナ・ガザ地区 ナワール児童館の活動」

 

ガザ地区の現在

人口の過半数が16歳以下の子どもであるパレスチナ・ガザ地区。46万人の子どもたち(幼稚園~小中高)が、過去8年間で3回起こった戦争の影響を受け、2007年以降続いている封鎖状態の中で暮らしています。

2014年に2,200人を超す死者を出したイスラエル軍の軍事侵攻では、多くの子どもたちが破壊や犠牲者を目の当たりにし、家族や身近な人たち、また慣れ親しんだ住居を失うという経験をし、家を破壊された9万人が現在も避難生活を余儀なくされています。

心理的なトラウマを負った子どもたちは、ストレスをコントロールできず、衝動的な行動に出る、暴力的な行動をとる、大きな音に過敏に反応する、散発的に起こる軍事衝突や空爆にパニックを起こす、などの様子が見られています。

封鎖による高い失業率と経済的困窮、停電や断水、復興の遅れと終わりの見えない避難生活など、大人が抱える不安や閉塞感は家族関係を悪化させ、家庭内暴力や児童労働などの問題にもつながっています。結果として子どもの心理的な回復の遅れや学力低下にも影響しています。

 

ナワール児童館での活動

ナワール児童館は2005年に当会と地元の女性団体が共同で開設しました。

〇300人の小学生を対象。週5日午前と午後の2交代で子どもたちが来館。週1日程度、地域の母親が来館し、子どもと一緒に参加。

〇夏休みや冬休みには1日を通した活動を実施。

ž〇リクリエーション、スポーツ、パソコン、おもちゃ作り、絵画、遠足、映画鑑賞、補習クラスなどのプログラムや、工作、音楽、伝統舞踊、創作劇、子ども議会といった様々な表現活動を提供。

〇活動の中で、子どもたちの感情表現は柔らかくなり徐々に安定した心理状況に向かっている。また子どもたちが主体的に企画や運営に携わることで、リーダーシップを育んでいる。

ž〇補習クラスを実施し、学習の遅れを取り戻しつつある。

ž〇お菓子作りコンテストやストレスを抱える子どもたちへの接し方を学ぶなどの母親向けの様々なワークショップを実施。母親同士の交流を持ちながら大人のストレスも発散されている。 

ž〇地域の学校と連携して、学校教育への支援も開始予定。

 

ご支援に感謝いたします

パルシステム東京からいただいた平和カンパは、画材、教育玩具、楽器、書籍、教材、スポーツ用品、演劇の道具や衣装、工作などのワークショップ材料、おやつ、母親や地域向けの講師や心理専門家への謝金、遠足費用、児童館の水光熱費、通信費、地域活動の交通費、現地スタッフ2人分の給与などに活用させていただきました。重ねてご支援に感謝申し上げるとともに、子どもや母親の居場所である児童館を引き続きご支援くださいますようお願い申し上げます。

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