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平和

【開催報告】「東京下町戦跡めぐり~戦災資料センターを訪ねて~」を開催しました。

2015年09月26日

パルシステム東京では、「戦後70周年に際し、ヒロシマ、ナガサキ、沖縄、東京大空襲などを振り返り、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えます」を2015年度方針(事業活動計画)のひとつとしています。

「東京下町戦跡めぐり~戦災資料センターを訪ねて~」は3月10日東京大空襲について学ぶことを通じて、東京大空襲の被災者の想いを共有し、組合員や次の世代に伝えることを目的として開催されました。10月24日(土)10時~13時で開催、組合員親子26名が参加しました。

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まず初めに東京大空襲・戦災資料センター※にて東京大空襲の様子の映像を視聴し、語り部の二瓶さんに体験談をお話いただきました。

※東京大空襲・戦災資料センターは、東京大空襲の惨状を次世代に語り継ぎ、平和の研究と学習に役立つことを願い募金で設立された民立・民営の資料センターです。

 

東京大空襲体験者 語り部 二瓶治代さんのお話

従軍看護婦さんに憧れていた8才の女の子が体験した3月10日大空襲の壮絶な様子に、参加者も真剣な表情でお話に聞き入りました。

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雨の様に降る火の筒、火の川のようになった京葉道路、逃げ惑う人々、お母さんの背中で燃えている赤ちゃん、立ったまま動かなくなり炎に包まれた馬と運命を共にした馬主、消火活動の為に逃げることが出来ず焼け死んでいった人たち…次の日の朝、動くものは何もない茫漠として世界、真っ黒になった死体の数々。赤ちゃんの声が聞こえたが通り過ぎてしまったことを今でも後悔し続けていること、人々の下敷きになり奇跡的に助かったこと、語られる一言一言に現在の平和の大切さ、重みを思い知らされました。

決して戦争は繰り返してはならないという、強いメッセージを受け取りました。

 

東京大空襲・戦災資料センター見学

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センター内には、焼夷弾に削られた跡の残るピアノや投下された焼夷弾、空襲の写真、戦時下の文書、灯火管制課での暮らしぶりを再現した部屋、疎開の様子がわかる展示などがあり、説明を受けながら自由に見学をし、空襲についてや、戦時下の日本の様子を学びました。

 

戦跡めぐり(フィールドワーク)

室内での見学後は、東京大空襲・戦災資料センターの石田博美さんにガイトをしていただきながら、クローバー橋~重願寺みまもり観音~八百霊(やおたま)地蔵尊~夢違地蔵尊をめぐりました。

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―重願寺みまもり観音(江東区猿江1丁目)―

東京大空襲による戦災や関東大震災などの災害で殉難された方々のご冥福と祈り、戦争や天災のもたらす悲惨さと平和の尊さを後世に伝える為に造立されました。観音像の足元の地下収納庫には5千人に及ぶ人々のご納経が収められています。戦後のお寺や周辺の様子をご住職からお聞きすることができました。

 

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―八百霊地蔵尊(江東区森下5丁目)―

森下5丁目の犠牲者約800人の追悼の為、1946年に建立。犠牲者の氏名を記した巻物を作り、町会長が引き継いで保管し、追悼しています。

 

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―夢違地蔵尊(菊川3丁目)―

この地域の犠牲者数は、約3,000人と言われています。地蔵尊は1983年3月10日、弥勒寺住職の教示のもと、「悪夢の消滅を願い、これを善夢に導き、再びこの歴史を繰り返さないように」との願い命名された地蔵尊です。毎年3月10日に追悼の会を行っています。

 

参加者の感想

・自分が生活している地域に起きたことについて、知る機会があり、非常に勉強になった。

・戦争の犠牲の上に今の平和があることを忘れてはならないと感じた。

・改めて平和の重要性を理解する機会になった。

・「いつか戦跡めぐりをしたい」と思っていてもなかなか実現できなかったが、このような企画があることで参加できて良かった。

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■■非常に重い、大切なテーマの企画でしたが、青空の下町をのんびり歩くこともできました。皆さんのお住いの近くにも戦跡があるかもしれません。是非、探して行ってみて下さい。■■

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