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【開催報告】憲法の基礎知識から安保法制まで | 私たちのくらしを守る憲法を学ぶ「憲法カフェ」を開催しました

2015年09月21日

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多くの国民の不安を置き去りにして成立した安保法制関連法。これをきっかけに、憲法への関心が高まっています。
パルシステム東京は9月19日、気軽に憲法を学び語り合う「憲法カフェ」を提唱する「明日の自由を守る若手弁護士の会」の武井由起子弁護士を招き、学習会を新宿本部で開催しました。

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「パルシステム東京は、国民議論も不十分なまま迅速に安保関連法案の成立を進めようとする政府に強い懸念をもち、4度にわたり意見書提出しました」と話すパルシステム東京・野々山理恵子理事長。「この学習会を、憲法について一人ひとりが学び考え、行動するきっかけにしてほしい」とのあいさつで、学習会は始まりました。

 

 


政権をしばる法…。それが憲法

憲法をその成り立ちから説明する武井先生は、憲法を守るべき人は誰なのかへと話を進めました。憲法は、国民が願うように国を運営してもらうため、権力者の力を制限し、国民の人権を保障するためのルールだということ、立憲主義とはその仕組みを守ることだと定義づけます。

さらに、条約(国際法)や法律・規則・命令などさまざまなルールがある中で、いちばん優先されるのが憲法で、「すべての国民は個人として尊重される(憲法13条)」を実現するために憲法があることを確認しました。

その上で日本の憲法には三大原則があると話す武井先生。① この国のことは私たちが決めるという「国民主義」、② 国は私たちの人権を守らなきゃダメという「基本的人権の尊重」、③ 国は戦争しちゃダメという「平和主義」 がその三大原則と説明。中でも平和主義をうたっているのは、「戦争こそが国民の人権やくらしを脅かすものと、太平洋戦争で知ったからです」と、話しました。

DSC_0186.jpg ▲紙芝居で「憲法は権力者をしばるもの」を説明する武井弁護士

 

まずは話そう、「憲法カフェ」で

そういった日本国憲法を変えようという動きが始まっています。全文を変えることはしないにしても、まずは人権の定義に、「公共の福祉に反しない限り」という新しい制約が加えられようとしています。先の国会で安保法制関連法が成立したことも、集団的自衛権の範囲とはいえ武器を使うことが可能になり、憲法の平和憲法という特徴が失われました。

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子どもにはよい食生活を、よい教育を、と親は願います。でも人権が奪われたり平和でない社会になったら意味がなくなります。「子どもの未来を思うなら、憲法も同じように気にしてみるべきでは?」、武井先生は問いかけます。

安保法制関連法が成立し、憲法改正がささやかれる…。この流れに「いつか来た道」を感じる人も少なくありません。関東大震災の2年後に治安維持法が成立し、その5年後には東京オリンピックの開催(結局中止のみ)、そして翌年には太平洋戦争へという流れです。同じような現在の流れを止めるために、今からできることとして、「専門家を講師に迎えて、学びながら憲法についておしゃべりをする『憲法カフェ』を開きませんか?」と、武井先生は提案しました。楽しくなくっちゃ人は集まりません。ステキな喫茶店に場所を提供してもらったり、にぎやかなチラシを作ったり、みんなが集まりやすいおしゃれな空間になるよう、あれこれ工夫を発揮して…。

パルシステム東京は、憲法を市民の手に取り戻すこの取り組みに賛同し、組合員による「憲法カフェ」の開催を支援していきます。

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▲学習会後には「憲法カフェ、ぜひやってみたい」という意見や質問が相次ぎました。

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