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平和

『平和のつどい ~ヒロシマ・ナガサキ、そして「今」の戦争を考える~』を開催しました。

2015年08月24日

今年の「平和のつどい」は、戦後70年の節目ということもあり、夏に開催。過去を見つめるとともに、「今」の戦争・平和をも考えるひとときとなりました。

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第1部   核なき世界に向けて

第1部はNPO法人「ピースデポ」代表の田巻一彦氏、ノンフィクションライターで被爆者の関千枝子氏をお招きし、核兵器廃絶の動きや核兵器の恐ろしさを話していただきました。

20150822_1-1.jpg田巻氏は、春に行われたNPT再検討会議での議論の流れを解説。「核を持たない国々のリードで、核兵器は人道的に許されないことを各国で共有しました。しかし、法的なアプローチで核軍縮をめざす議論については、核保有国が反発。核廃絶への実質的な対策が決まらずに終わりました」と話しました。

「しかし、国連事務総長も評価した今回の審議は今後の手掛かりになります。みんなの声で、まず日本政府の考え方を変え、核兵器のない東アジアを実現しましょう」と訴えました。




再検討会議開催中には、ニューヨークで被爆体験者などがアピール活動に取り組みました。この活動にパルシステム東京から派遣された職員・村山結さんも続いて報告。「核保有国フランスの代表団と被爆者の対談という貴重な機会に立ち会うことができましたが、お互いの言い分平行線で、もどかしさだけを感じました。核廃絶を訴える難しさを実感するとともに、使命感をもって非核を訴える被爆者のみなさんの姿に心が動かされました。私も日々情報を集め、組合員や職員の仲間に発信していきたい」と話しました。

20150822_1-2.jpgまた、ノンフィクションライターでヒロシマ被爆者の関千枝子さんは、「原爆で殺された人々は、まだ核兵器を廃絶できないの。それでは、私たちは安らかに眠れない、と言っているでしょう。生き残りの責務として、核兵器は最悪の凶器、人類と共存できないことを訴え続けます。」と発言。「安保関連法案は、私たちからみると戦争法案です。ものが言えなかった戦前と違い、今は発言できます。政府に対し声をあげましょう」と、訴えました。

 




引き続き、8月上旬に取り組んだヒロシマ・ナガサキ平和ツアー参加者からの報告もありました。「直接、被爆体験を聞き、何も知らなかったと実感しました」「被爆者の高齢化が進み、ますます遠い過去になっていきそう。私たちも、核兵器の恐ろしさを伝えなければいけない」「学校で話していきたい(小学生参加者)」などの声が上がりました。

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【関連リンク】

 

第2部 「イラクチグリスに浮かぶ平和」上映会

第2部は、映像ジャーナリストの綿井健陽監督作品『イラク チグリスに浮かぶ平和』の上映会からスタート。イラク戦争勃発後、戦火に翻弄されていく家族を描いたこの作品は、一般市民が戦争に巻き込まれる現実を伝えます。戦争終結後も混乱が続き、今も多くの人々が殺されている事実に、イラクの平和はなお遠いことを実感しました。

20150822_1-3.jpg上映後には綿井監督も登場し、撮影に応じてくれた家族のその後や、イラクの現状を話しました。「イラク戦争での爆撃機などは、在日米軍基地から飛び立ったものもある。遠い国の戦争ではないはずです」と話す監督。「戦後70年間の日本の歩みは、大枠として間違っていなかった。でも今や土俵際です。安保法案が通れば、殺す側にまわるのです」とも。会場から、「安保法案に賛成の人にはどうアプローチすればいいと思いますか?」の質問もあがり、「国家主義的な人々はどんどん増えていると実感しています。そういう状況では、スローガンだけで訴えるのは難しいでしょう。自分とは異なる考えをもつ人に届く言葉を、自分なりに探していくしかないでしょう」と答えました。




「平和でなければ食の安全など実現できません。被爆者の体験や、今現在のイラクの悲劇に接し、安保法案にNOの声をあげることが私たちの使命です」との佐藤常務のあいさつで、閉会しました。

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