1. ホーム
  2. 私たちの社会活動
  3. 平和
  4. 2012年度平和カンパ活動報告~ペシャワール会~
平和

2012年度平和カンパ活動報告~ペシャワール会~

2013年06月05日

パルシステム東京様

ペシャワール会

 

平素は当会の活動にご理解と多大なるご支援を頂き、誠にありがとうございます。つきましては2012年度の現地プロジェクトの進捗状況を以下の通りご報告いたします。

お寄せいただきました平和カンパ960,517円は以下の事業に有効に使わせていただいておりますことを併せてご報告申し上げますとともに厚く御礼申し上げます。

 

2012年度プロジェクト報告

     
  1. 医療活動

    1984年パキスタン北西辺境州(現パクトウンクワ州)でのハンセン病コントロール計画に始まった中村哲医師の医療活動は、現在PMS(ピース・ジャパン・メディカル・サービス=旧ペシャワール会メディカル・サービス)のアフガニスタン東部山岳無医地区ダラエヌールでの診療活動に継続されています。
    ■ 2012年度は診療所を増設し女性職員を採用するなど特に母子保健の向上計画にも力を注いでいます。ワクチン接種や結核治療計画も続行されています。

  2. 灌漑事業

    干ばつに見舞われたアフガニスタン東部地域での、農業復興支援「緑の大地」計画により、大河川クナール河から引いた全長25.5キロの用水路アーベマルワリードを2010年3月に完工しました。

    ■ 用水路流域の村落との2年以上の粘り強い折衝で、2012年9月9日用水路25㎞全線で第1回定例浚渫が行われました。用水路の維持・管理を住民自身で行う第一歩となり、着々と水路が現地に根づいてきました。

    ■ 対岸側カシコート地区の既存用水路(=近年の洪水で既存用水路が流失した)に建設中のPMS独自の取水システム第1期工事が2013年3月15日に終了し、マルワリードとカシコートの連続堰による取水が間近になりました。この取水によりマルワリード側3500ヘクタールに加え、カシコート側2500ヘクタール、合計6000ヘクタールの農地が耕作可能となる見込みです。

    ■ 2013年2月にはシギ地区灌漑用の第1サイフォンが完成し試験通水を行いました。サイフォンに続く約1.8㎞の送水路を造設中です。これの完成によりシギ地区の安定した灌漑が可能となります。

     

    以上の用水路建設や既存用水路の改修・新設により、アフガニスタン東部ナンガラハル州シェイワ郡、カマ郡、ベスード郡の安定灌漑が進めば16500ヘクタールの地域に推定65万人が生活できるようになります。
    マルワリード用水路最終地点のガンベリ沙漠では、試験農場の開墾と同時に大規模な防風・防砂林の造成を継続中で、2003年3月の水路建設着工から2012年11月までに護岸、防砂林のために植樹された木は70万本にのぼります。
    試験農場では米、麦、野菜の他2012年度はオリーブやザクロなどの換金作物の栽培も試みています。
    来年度も引続き現状(大干ばつによる渇水と洪水の繰り返し)に即した取水システムの建設、用水路の維持・管理を確立し、復興の一モデルとして提示していきたいと考えています。

    以上
    ペシャワール1
    ダラエヌール診療所ワクチン接種室  2012年11月
    ペシャワール2
    主幹水路の完成を待つカシコート取水門  2013年3月

ページの一番上へ

「食べもの」「地球環境」「人」を大切にした社会をつくります
〒169-8526 新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿